安倍首相とベトナムのグエン・タン・ズン首相は19日、首相官邸で会談し、両国間の自由貿易協定(FTA)を柱とする経済連携協定(EPA)締結交渉を開始することで合意した。
会談後、両首相は、2007年1月にEPA締結に向けた1回目の会合を行うことなどを盛り込んだ「日本ベトナム共同声明」を発表した。
会談で、両首相は、11月にハノイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、安倍首相がベトナムを公式訪問することを確認した。
また、北朝鮮の核実験について、ズン首相が「強く反対する」と強調し、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議の履行に向け、協力することを確認した。拉致をはじめとする、北朝鮮の人道上の問題に対応することが重要だという見解でも一致した。
会談後の共同記者発表で、安倍首相は「ベトナムへの投資促進のため協力を確認した」と述べた。ズン首相は「両国の取引をもっと増加したい」と語った。