かいふう

近未来への展望や、如何に。

「億劫な細道」.その1

米沢

山形新幹線開業から、本年七月をもって、25周年を迎える。一度は乗車したい。それも手伝って。「みちのくひとり旅」(^^♪に出た。いわゆる還暦後では初めての、連泊。その初日が、米沢で、上杉謙信公、そして上杉鷹山ら上杉家歴代の廟所。前後、高杉晋作、もとへ。高い杉の樹群に覆われた御廟は、初夏の青空からの高温を遮って、静謐でおいしい空気に満たされ、悠久の歴史に時間移動して、尚自然冷房。自家製海苔🍙を数並んだベンチに腰下ろし、頬張る。癒されました。やはり、謙信公のカリスマと、関東管領の義ですか。木陰の参道からの門構えの左右、「龍」と「毘」の白旗が立つ。我妻榮記念館も訪ねた。戦後の法曹界を牽引された、文化勲章受賞。館内一階、胸像がある座敷では、地元有為会の方々の会合があった。二階では、案内者から展示色紙にて、発見。なんとそれには、我妻氏と共に、岸信介、そして平岡梓の名がある。ここへの道すがら、佐藤正信・継信・忠信ゆかりの佐氏泉公園に寄る。記念館内から出た直後、先ほどの道筋を通りがかった女の人に尋ねたら、親切にも彼女の乗用車運転にて、案内してくれた。主日礼拝の帰途との事。車中、私の「復元 単立イエスキリストの教会」の話から。その教会の牧師であられた熊沢トヨ師、彼女の故郷山形。訪問の主旨を返事した。一度、出生地にて、祈りの日を持ちたかった。それが叶った日ではある。       国史謙信公の義と、戦後我妻栄の法治と、そして熊沢トヨ師の神の愛と。アーメン