かいふう

近未来への展望や、如何に。

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ストリート・チルドレン

戦後となれば、{戦災孤児}はついてくる。戦友を亡くした、なのに生存したその幸運を支えに瓦礫と廃墟から、復興と再建を歩み出す。何処にそんな力が。誰が促す。 先年、職場の地域で「ベトナム国立音楽舞踊団」の公演があり観劇した。某精密機器メーカーの工…

一枚の写真.その1

大石芳野写真集「ベトナム 凛と」をめくると、モノクロの一枚に出会った。粗末な草木造りの掘っ立て小屋の屋内、上からはそれ故の木漏れ日が斜めに光を射す、左に労働に疲れた夫婦、右にひとり小学生くらいの少女。彼女の眼に微かにひかるもの、その視線は両…

ベトとドク

「ベト」はベトナムから、「ドク」は(旧東)ドイツから、つけた名。二重胎児。そして日本の先端医療援助の手術によって分離、たしか「ニャット(日本)」という名もひとりにつけた、と記憶する。当時の米軍空中散布枯葉剤>ダイオキシンの影響か、その米国での訴…

マグダラのマリアとマダラのマリア

マグダラは[聖書]に出てくる。[その方]を直接肉眼で見た者。誰が誰に出会うか、知らない。誰が誰に出会えるか、それも知らない。その違いが、その人の信心の可否か、それは知らない。調べる者はそうするがいい。 マダラの方は、出てこない。“グ”が無い。‘…

マリア・シェルとマリア・トラップ

ウィーン生まれの名女優、マリア・シェルが亡くなった。少年時、白黒TVで初めて観て以来、『居酒屋』も、ろくでなし旦那に健気に生活を支える、役柄がマリアにオーバーラップして、西欧とキリスト教信仰(カトリックとマリア様)、イメージを描きたてた。 今…

尼崎.JR福知山線の事故。

あってはならない事故だ。一瞬にしてもろくも崩れ去る。連日悲報が重なるだけで、遺族の怒号と嗚咽で、はかどらぬ救助と生存確認。原因が、その概要が見えてくるまで不安と苛立ちが払拭されない。捜索終了後、被害者数の確認は6日目。107の遺体。 若い人…

東京.日比谷公会堂に結集.その1

晴天下、本日聴衆6000人は集まった、という。頼もしい限りだ。まさに[継続は力なり」だ! 登壇した家族会、拉致議連の諸氏、救う会、特定失踪者問題調査会、韓国拉致被害者家族会、そして司会者。同じ顔、顔、顔。今更ながら、その結束と強い不屈の意志を…

丁標的{シナノ}進水式、挙行さる。                         

横須賀鎮守府、発表。かねてより機密事項として、平成元年より外郭団体に委託してきたIT型潜水艇:丁標的{シナノ}が、このほど、旧日本海軍基地のある、大津島隧道内特設ドックにて竣工、進水の運びとなり、祝賀式を挙行した。来賓には、「宇宙戦艦ヤマト」…