かいふう

近未来への展望や、如何に。

全国初の交通安全条例を制定する方針。

kaihuuinternet2006-09-22

宮城県議会は、飲酒運転を黙認した同乗者や飲食店に対する罰則を盛り込んだ全国初の交通安全条例を制定する方針を固めた。

条例は、来年2月に議員提案される。

県警は、処罰対象として、〈1〉客に酒を提供し、飲酒運転を黙認した飲食店〈2〉客が飲酒運転を起こし、公安委員会の再発防止命令を受けたにもかかわらず、従わない飲食店〈3〉一緒に飲酒した後、飲酒運転の車に同乗した人――を検討。今後、警察庁とも協議し、条例の具体的な内容を詰める。

このほか、県警は、飲酒運転の防止策として、公安委員会が、飲酒運転をした従業員などを雇用する企業・団体に対し、違反事実を通報するなどの規定を条例に盛り込むよう求めている。

宮城県多賀城市で昨年5月、仙台育英高のウオークラリーの列に、飲酒運転のレジャー用多目的車(RV)が突っ込み、生徒3人が死亡する事故があり、県議会は、交通安全条例を制定するため特別委を設置した。(2006年9月22日読売新聞)
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この事故のほうが、神奈川県のサレジオ高校のそれより前。死亡人数も多い。

中越震源中心部の真上から。地方自治体の施策.その10

新潟県中越地震震源中心部の真上にある同県川口町武道窪の棚田で22日、震災後初めて、魚沼コシヒカリの稲刈りが行われた。

震源の中心「震央地」は、地元の星野秀雄さん(66)の棚田。3段連なる計23アールの棚田の2段目には、「震央地」を示す高さ1・5メートルの標柱が打ち込まれている。

星野さん一家3人はこの日、標柱の周りに広がる黄金色の稲穂を次々と刈り取った。地割れした棚田を手入れし、再び収穫にこぎ着けた星野さんは「震央地のコメを収穫できるのは自分だけ。幸せだよ」と笑い、汗をぬぐった。

収穫した“震央米”は天日干しにして世話になった人たちに配るという。(2006年9月22日読売新聞)
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“震央米”って誰が名付けたんでしょう。農家の人か、農協の人か、自然を畏れ敬い、その恵みに感謝するそういう方が、もうあって欲しくない、そして不屈の意志でこれからも農業に勤しむ、そんな響きがありますね。
よもや、某社の取材新聞記者さんじゃ。

外国人労働者の報告義務付ける制度を創設する方針

厚生労働省は22日、外国人を雇用している事業主に対し、外国人労働者の人数、名前、国籍などの報告を義務付ける制度を創設する方針を固めた。

現在は、任意の報告制度しかないうえ、名前などの個人情報は対象外で、外国人の雇用状況を十分把握できていない。新制度では、報告を怠った場合の罰則も設ける考えで、不法就労の防止や社会保険への加入促進が期待される。厚労省は、近く厚労相の諮問機関「労働政策審議会」(会長・菅野和夫明大法科大学院教授)で議論を開始し、来年の通常国会にも雇用対策法などの改正案を提出する。

政府は、少子高齢化に伴う労働力不足を背景に外国人労働者の受け入れを拡大している。

現行の「外国人雇用状況報告制度」によると、2005年6月現在、厚労省公共職業安定所などに報告された外国人労働者は約34万人、外国人を雇っている事業所数は3万弱で、いずれも増加傾向にある。出身地域別では、東アジアが約43%とトップで、中南米の約30%が続く。

ただ、法務省によると、05年末現在の外国人登録者は201万1555人で、このうち、在留資格などから、就労者(不法就労も含む)は約80万人と推計されており、厚労省への報告との落差は大きい。

現行制度は、報告が任意のうえ、対象も原則として従業員50人以上の事業所に限定している。外国人労働者の基本的なデータを把握できていないため、「日本は入国審査は厳しくても、国内に入ると監視が甘い」との指摘が出ていた。(2006年9月22日読売新聞)
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もう何年も前になるが、中国本土からの方で造園業の傍ら、日本語学校に通ってたか詳しく知らないが、彼が帰国する時自分に、横数十センチ、縦一メートルほどの半紙の自筆の墨字、唐李白詞を手渡してくれたが、今それを全部読めない。
  「月○飛天鏡雲生 結○楼」 彼はこう書いてくれたが、実際は
 →「月○飛天鏡 雲生結○楼」 五言絶句という形式だろう
朱の刻印も二箇所にあり、もう中国に行けないだろう自分には、向こうから渡日した、宝物だろう。
その頃だったか、ある大都市のバスターミナルと鉄道の駅入り口で、年末に露天でカレンダーを売っていた。日本の写真製版技術は高いから、それが中国では人気も高い。そこで買ったのやら、勤務先現場での貰い物やら、桂林に送った。地元に友好の組織がある。日本からの数あるカレンダーを展示会を開催し、そのあと配ったという配信報告も受けた。
天安門事件のあとか、先か記憶を辿ることはもうしない。中華人民共和国、その抱える人口は一国では世界の最前列にある。今でも、{人海戦術}なる四字熟語は、その国には当てはまるみたいだ。この国に来て生活すれば、制度や仕組みが違いを肌で体感できる。若者は感ずくだろう。どちらが自由で暮らすに容易いかを。リスクはあるにせよ、硬直してない未来志向型である、と。
孫文、そして魯迅。そして周恩来。こんな自分でさえ、彼らの大きさと業績は消えない。
魯迅の言葉「絶望の虚妄なるは、まさに希望に相同じい」
これは先の北欧の孤高の哲学者の{絶望}、それと違う、プロ野球出身のタレントさんの言う「中国四千年の歴史」、の巨大民衆を擁する大国の、国籍を問わない励ましの遺訓かも知れない。謝々

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魯迅は、かなり昔、NHKでテレビドラマで観ました。「阿Q正伝
彼は若い時、医学を志し、祖国の翻弄されるのを見て、文学に進路を変更したのですね。頭の非常にいい人は、それができる。
で、彼の決断で、かようなすぐれた作品を、テレビドラマで鑑賞できる。ドラマといっても、ビデオですから、屋外撮影でも、臨場感があった。
彼の言葉「絶望の虚妄なるは、まさに希望に相同じい」は、忘れてません。
この何ともややこしい表現は、ゆえに時代を超えて、その時代に生きる我われに、常に鋭く、問い掛けをし続けるのでしょう。
キルケゴールの「死に至る病は絶望である」と、対で思い出します。
しかし、魯迅の言葉の方が、断定を避けて、というか、先延ばしというか、続くんですよね。また、似た様な状況になった。どうする。それで、この批判が響くと、ではどっちなんだ、と彼に問いただしたくなる。遺光というか、大陸中国に照射したくなる。

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先日、この国の政府はフィリピンとの間に、主としてだろうが、介護福祉士を受け入れる協定を結んだらしい。しかしその条件もかなり厳しいようだ。国内では、介護福祉士の資格、つまり試験に受かった人が何十万といるのに、彼らが就労に意欲が湧かないらしいのだ。取りたくても経験年数やらが不足で受験できない、受かったけど賃金の割りにきつい。だから、ペーパーワーカーという訳になる。予備役では沢山いる。それでお国柄、接するのが優しい、海外就労人口の実績があるフィリピンが身近、という訳だ。英語だろうな。しかし、介護対象高齢者、現在はまだ大正生まれの人もいるし、戦前生まれの昭和の人もいるから、やはり日本語での会話がいい。勿論ジェスチャーで気持ちが通じれば、あとは簡単な日本語会話でもいい。でも資格の試験、それでは英語で答案書くの、と詮索してしまう。慣習も、情緒もいるし。

リニアモーターカーの未来.その1

【ベルリン支局】ドイツ北西部ラーテンで22日午前10時(日本時間同日午後5時)ごろ、実験走行中のリニアモーターカーが軌道上の作業車両と衝突した。AP通信などによると、29人が試乗中で、少なくとも21人が死亡した。

地元警察によると、大破した車両内には依然、数人の試乗者が閉じ込められている模様で、死者はさらに増える可能性がある。日本人が巻き込まれたとの情報はない。

事故があったのは、全長32キロ・メートルのテストコース。車両は無人の遠隔操作による運転で、事故当時、時速200キロで走行中だったと見られる。ホームにいた作業員2人も事故に巻き込まれた。軌道が高さ4メートルの高架上にあるため、救出作業は難航している。

事故原因について車両を開発したトランスラピッド・インターナショナル社の広報担当者はAP通信に対し、「車両故障ではなく、通信系統のトラブル」との見方を示した。

同社には、ドイツの電機大手シーメンスなどが出資。中国では、トランスラピッド社が上海に建設した浦東国際空港と市街地を結ぶ路線で、2002年末に世界初の実用運転が始まっている。

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日本のリニアモーターカーは現在、JR東海鉄道総合技術研究所山梨県内で走行実験を続けている。2003年には最高時速581キロを達成。宮崎県内に実験線があった当時、車体が側壁と衝突する事故(1990年5月)や、走行中に車両が全焼する火災(91年10月)が起きている。(2006年9月23日読売新聞)
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【ベルリン支局】ドイツ北西部ラーテンで22日午前9時半(日本時間同日午後4時半)ごろ、実験走行中のリニアモーターカーが軌道上の作業車両と衝突した事故で、死者は23人に増え、けが人は10人に達した。

AP通信によると、運行会社は「事故は技術的なミスでなく、人的ミス」と原因を示唆している。ドイツの検察当局は、通信記録を押収し、事故原因を調べている。

事故があったのは、全長32キロ・メートルのテストコース。車両は無人の遠隔操作による運転で、29人が試乗、事故当時、時速200キロで走行中だったと見られる。2人の作業員が乗っていた作業車両は、軌道の検査などのために運行されるが、事故当時、なぜ軌道にいたのかは分かっていない。

軌道は高さ4メートルの高架上にあるため、救出作業は難航し、はしご車やクレーンを使って行われた。軌道下には衝突の衝撃で、イスや車両の破片などが散乱した。

事故原因について、車両の運行会社は「現時点では、事故は技術的なミスによるものでなく、人的なミスによるものだ」としている。

また、ヘリコプターで事故現場に到着したメルケル首相は「(リニアモーターカーは)技術的には問題なく、安全だ」と強調した。(2006年9月23日読売新聞)
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山梨県内で走行実験を続けている、そのセンターに最高時速を更新する以前に、旅行の途中寄ったことがあります。アリバイづくりではありませんが、息子のような若い後輩に、そのパンフレット持ち帰り、先進情報関心あるんだ、という浅はかな気持ちでしょうか。
JR大月駅近く、日本三大奇橋のひとつ猿橋を見学して、国道20号線を離れて行き、試走行を見て、敷地内展示のモデル車両内で切れた蛍光管を事務所に報告致しました、ハイ。何か足跡残さんと。
その橋の地元は、某TV局「笑点」メンバー師匠のひとりのふるさとでもあります。
ある不安ですが、現在の新幹線の約2倍の超速で、この地震列島もしもの時、大丈夫なんでしょうか。