かいふう

近未来への展望や、如何に。

リニアモーターカーの未来.その1

【ベルリン支局】ドイツ北西部ラーテンで22日午前10時(日本時間同日午後5時)ごろ、実験走行中のリニアモーターカーが軌道上の作業車両と衝突した。AP通信などによると、29人が試乗中で、少なくとも21人が死亡した。

地元警察によると、大破した車両内には依然、数人の試乗者が閉じ込められている模様で、死者はさらに増える可能性がある。日本人が巻き込まれたとの情報はない。

事故があったのは、全長32キロ・メートルのテストコース。車両は無人の遠隔操作による運転で、事故当時、時速200キロで走行中だったと見られる。ホームにいた作業員2人も事故に巻き込まれた。軌道が高さ4メートルの高架上にあるため、救出作業は難航している。

事故原因について車両を開発したトランスラピッド・インターナショナル社の広報担当者はAP通信に対し、「車両故障ではなく、通信系統のトラブル」との見方を示した。

同社には、ドイツの電機大手シーメンスなどが出資。中国では、トランスラピッド社が上海に建設した浦東国際空港と市街地を結ぶ路線で、2002年末に世界初の実用運転が始まっている。

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日本のリニアモーターカーは現在、JR東海鉄道総合技術研究所山梨県内で走行実験を続けている。2003年には最高時速581キロを達成。宮崎県内に実験線があった当時、車体が側壁と衝突する事故(1990年5月)や、走行中に車両が全焼する火災(91年10月)が起きている。(2006年9月23日読売新聞)
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【ベルリン支局】ドイツ北西部ラーテンで22日午前9時半(日本時間同日午後4時半)ごろ、実験走行中のリニアモーターカーが軌道上の作業車両と衝突した事故で、死者は23人に増え、けが人は10人に達した。

AP通信によると、運行会社は「事故は技術的なミスでなく、人的ミス」と原因を示唆している。ドイツの検察当局は、通信記録を押収し、事故原因を調べている。

事故があったのは、全長32キロ・メートルのテストコース。車両は無人の遠隔操作による運転で、29人が試乗、事故当時、時速200キロで走行中だったと見られる。2人の作業員が乗っていた作業車両は、軌道の検査などのために運行されるが、事故当時、なぜ軌道にいたのかは分かっていない。

軌道は高さ4メートルの高架上にあるため、救出作業は難航し、はしご車やクレーンを使って行われた。軌道下には衝突の衝撃で、イスや車両の破片などが散乱した。

事故原因について、車両の運行会社は「現時点では、事故は技術的なミスによるものでなく、人的なミスによるものだ」としている。

また、ヘリコプターで事故現場に到着したメルケル首相は「(リニアモーターカーは)技術的には問題なく、安全だ」と強調した。(2006年9月23日読売新聞)
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山梨県内で走行実験を続けている、そのセンターに最高時速を更新する以前に、旅行の途中寄ったことがあります。アリバイづくりではありませんが、息子のような若い後輩に、そのパンフレット持ち帰り、先進情報関心あるんだ、という浅はかな気持ちでしょうか。
JR大月駅近く、日本三大奇橋のひとつ猿橋を見学して、国道20号線を離れて行き、試走行を見て、敷地内展示のモデル車両内で切れた蛍光管を事務所に報告致しました、ハイ。何か足跡残さんと。
その橋の地元は、某TV局「笑点」メンバー師匠のひとりのふるさとでもあります。
ある不安ですが、現在の新幹線の約2倍の超速で、この地震列島もしもの時、大丈夫なんでしょうか。