かいふう

近未来への展望や、如何に。

もう惜秋。地方自治体の施策.その11

kaihuuinternet2006-09-23

関東平野を北上する機会があって、単独行でそうした途中、地図に{コスモス街道}とあったので、少し寄り道と数十分走ったのだろう。道路脇に立て札で、「これから先コスモス街道→ ○Km」を見た途端、果たしてその距離走って、一面の花畑に出逢えるんだろうか、不安を覚えた。それほど、花の咲く期間を知らないのである。そう、花は満開して、散るもの。これから往復して萎んでましたでは、日没してからの士気が落ちる。それで、その街道を管理する地方の職員には済まぬが、目的地を目指した。

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明日香の飛鳥寺で、乗り合いバス停の一輪のコスモスも風のそよそよ揺れていた。この近くの民宿に一泊した。隣りの部屋には大学の美術の教授らしい方がご夫婦でいらして、ここ毎年の付き合いらしい。その話を若い奥さんから食卓での会話で聞いた。幼女が居て、歴史好きの女子大生がこの民宿にある夏休み泊まり、一人息子が一目惚れして、それでの現在、などとおもってしまう。甘樫丘に登った。奈良盆地を見渡した。天香具山だ。昔々、百人一首をした、あるいは歴史が好学な、彼女たちも、二十歳を過ぎれば、とわびしくおもうしかない、ひとり旅です。

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秋桜」♪というのをコスモスと読むのは、その歌を歌ったアイドルに提供したさだまさしさんで、彼の平和コンサートは多彩なゲストを招き、長崎で今年がラスト、来年は広島でエピローグらしい。

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先日夢をみた。左上方に母が使用してたようなアイロン形の船底が黒く、周りが揺れている。光源がその上にあるようだ。瞬間自分がどこにいるかおもった。溺れていない、が水面下だ。静寂だ。物音はしない。苦しくもない。けど、ひとりだ。あたりを見回して、誰かを探している。でも、居ない。見当たらない。じゃぁ何故、ここに居るんだ。いぶかしがった。
「お姉貴さん」探してたのかな。
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 コスモス咲く 抱き締めてみよ すぐ散るのみぞ
        後日など知るか ゆらゆらさせよ  豆人