トランプ大統領、選挙終盤への布石。
2020年8月19日、ファイサル・ビン・ファルハーン外相は、サウジがUAEに追従してイスラエルと国交正常化を進める予定はないこと、政府の基本的立場は2002年にサウジが提案した「包括的和平案」(≒イスラエルの占領地撤退を条件としたイスラエルとの関係見直し)だと発言した。また同外相は、イスラエルの西岸併合を引き留めたことは評価できるとした上で、楽観視はできないとの意見を述べた。13日にイスラエル・UAEの国交正常化合意が発表されて以降、サウジのハイレベルがこの問題に言及するのは初めてとなる。(中東かわら版)
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2020年8月13日、イスラエル・UAE・米国は共同声明を出し、イスラエルとUAEの国交正常化と、これに伴うイスラエルのヨルダン川西岸地区併合計画の停止について合意がなされたと発表した。UAEは、イスラエルと国交を持つアラブ諸国として1979年のエジプト、1994年のヨルダンに次ぐ3例目となる。
米国のトランプ大統領は自らがイスラエル・UAEの仲介役を担ったことを強調し、2国の国交正常化を「歴史的成果」として強調した。また、エジプトのシーシー大統領はこれを歓迎する一方、ハマースをはじめとするパレスチナ諸派は「卑劣な決定」(アッバース大統領)等と批判した。(中東かわら版)
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掲載写真は、2003年2月15日(土)、東京都中央区立中央会館ホール。
日本・イスラエル国交樹立50周年記念、のパンフレット。
主催:(社団法人)日本・イスラエル親善協会
協賛:イスラエル大使館
後援:外務省 東京都 イスラエル政府観光局 日本イスラエル商工会議所
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会場前で、初めて。その髪型が黒い若いユダヤ教徒らしい、を見かけた。
挨拶 村松英子(日本・イスラエル親善協会副会長)
記念講演が、新任の駐日イスラエル大使による『21世紀のイスラエル』。
日本側が、曾野綾子氏。
このホール内、単独おじさん記者風の飛び込み。雰囲気は、イスラエル。
あこがれの、村松さんや曾野さんに、斯様な会場でお目にかかれるとは。