付加価値でしょう。
_________________________________
_________________________________
湯治に行っただろう。そんな、重たい役職にいた記憶がない。
よく視ると、版画らしい。
だからか。癒す身体の、とりわけ女の、あるいは母の。その線が、妙になまめかし。
きつい激しい労働が後の。再び取り返す自然へと。
その為の回復。温泉に浸かって、皆で休んでる。
それが為の裸体。癒されたいが為の。
だから、見られても構わない大らかさ、の中にいる。
温泉なんだなー。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
版画といえば。棟方志功が、先ず浮かぶ。
先年、JRは中央線。若者が街、が喧伝される以前。駅南口は、恩賜井の頭公園。北口は、駅ロータリーのバス停。数件が佇立の百貨店と、金融機関店街である。
そのひとつ。某百貨店のエレベーターで、展示階画廊。棟方志功の作品展があった。
「わだば、日本のゴッホになる。」。彼が版画を彫る創作姿勢、ど近眼の眼鏡で、刀一本。木面に顔面を近接させ彫るは、絵になった。そうそう、近鉄百貨店でした。
本人曰く、生まれ故郷が、酢豚祭り。もとへ、「ねぶた祭」。イタコも恐山も周辺。
版画という選択は、ねぶたの壮大さと荒涼たる地元信仰と。それらに応援されたがごとき彼が彫る線の太さの素朴と大胆。
趣きが違う。
------------------------------------------------------------------
ロートレックが「ムーランルージュ」が版画は、街頭広告用の商業宣伝が為。