かいふう

近未来への展望や、如何に。

2005-09-18から1日間の記事一覧

『ノグソシスト』

「エクソシスト」はもはや周知の事。カトリックの聖職者の中でも更に修養を積んで出来る『悪魔祓い師』、とても世俗では近づき難い。 しかし、こちらの存在も近年意識すれば頷く時がある。ある思考停止する発言『クソの役にもたちやしねぇ』をされた際、決し…

『暗夜香炉』

「暗夜行路」未読の方でも、(時任謙作)にならずに、{秋分の日}を過ぎて、何やら気分が塞いだ時は、ハーブを探しに行こう。全国各地に「ハーブ館」はある。例えば、関東山梨県河口湖大橋近くにもある。大きな透明ガラスの器が並んで、その中にそれぞれあ…

「怪談」

小林正樹監督「怪談」のうちの一話「耳なし芳一」に、安徳帝と二位の尼ら平家一門の、竜宮城すなわち海底での彼らの居ます場面がある。カラーで、当時大女優たちの{にんじんクラブ}との提携作でもあったが、豪華セット、興行収入は確か赤字だった。 映画史…

虫の音

本日TV大河ドラマ『義経』、能舞台『小原御幸』を観た。共通するのは、建礼門院徳子である。時の権力者の政略結婚で、安徳帝の母になり、壇ノ浦の入水から、剃髪、そして大原の里隠棲へ。窓開け、虫の音聞きながら、悲劇の母子にとは、我はげに浅ましき者…