かいふう

近未来への展望や、如何に。

TVの面目躍如.その6

kaihuuinternet2006-01-18

TBS.TV「まんが日本昔ばなし」が放送されている。なつかしい。とても多くの賞を受けた作品。絵もよし、主題歌もよし、そして起用されたふたりの俳優、市原悦子さんと常田富士男さんの絶妙のコンビ、ライフワークだな、となんと25年以上前におもったのでした。ひとりが老若男女を問わず語り分けするのだから、それぞれがタレント発揮して、ギャラも助かるだろうしなんて。そして当時、これを教材にして自分は生活の資を一部ある期間得て居たわけですから。帰郷の際混雑する書店で一冊2話のそれを幾冊か求め、子ども連れのお父さんに或る一冊を購入譲ったんですから。ちゃんと礼を述べてくれて、よい父親業も大変だなどと。
本日分は「三枚のお札」と「雪女」。小坊主修行のコワい教訓話。童心に帰って、ほのぼの笑えるのがいい。「雪女」は、劇画タッチでしたがやさしい線描写、元の話は小泉八雲原作「怪談」収蔵のひとつですよね。自然の持つ懐の暖かさ、しかしその元での厳しい仕事と時には想像を絶する異変、それへの畏怖の気持ち、{嘘}をついた哀しい結末。