かいふう

近未来への展望や、如何に。

「北の国から」と、{ヒートアイランド}ヘ。

kaihuuinternet2006-07-08

冬の北海道の天然冷気で作った雪氷を東京・臨海部のオフィスビルで冷房に利用する国土交通省の実証実験が今夏から始まり、8日夜、実験に使う約7トンの雪氷が東京港フェリーふ頭(江東区有明)に荷揚げされた。

本州の貨物船などが何も積まずに北海道から帰る「片荷輸送」の輸送余力を活用し、首都圏のヒートアイランド現象改善に貢献しようという試み。昨冬から北海道・苫小牧市で雪氷の製造、保管実験が始まり、いよいよ冷房実験もスタートする。

貨物フェリーで7日午後1時過ぎに苫小牧港を出発した7トンの雪氷は、この日の午後6時40分に東京港へ。30時間近くに及んだ輸送中の融解量などを計測した後、次々とトラックへ積み替えられ、冷房利用の実験場所となる墨田区内のオフィスビルに運ばれた。

実証実験は10月まで続き、週1、2回のペースで、計約330トンの雪氷が北海道から運ばれるという。(2006年7月8日読売新聞)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夏のバイトで見たのは、みどりの牧草がトラクターの進む輪転機で刈られ、運転してた息子さんが拾い上げた、白薄こげ茶した子ウサギである。片方の前足を怪我していた。
大自然が広がる。地平線が続いてる。青い空が目の前に在る。緑の森々が点在する。それらを、驚異とわずかの畏怖を含めて深呼吸すると、抱かれている己の存在を意識する。
道産子の馬引く荷車の端にひとりの少女が腰掛けて、自分を見ながら離れて行く。
その光景が、その地で汗を流したぼくへの褒美。
あるいは、その地小樽まで一緒だった鈍行列車で向かいに乗り合わせた母子。旅立つ車窓を、駆けて見送る夫に、乳飲み子抱いて座る女は、筋向いのぼくに膝小僧の御足をビニル風呂敷で隠したっけ。函館から乗り換え、なぜかまた今度はぼくが窓際にて対面した。バナナ取り出して勧めたら、断られた。もはやなつメロ「小樽の人♪」、聴く度思い出す。
知床も[世界遺産]。その半島に「カムイ」の名を見た。