かいふう

近未来への展望や、如何に。

家族会の見解。

戦後生まれの若い総理が組閣、その陣容が公開された。
補佐官を5人、枠いっぱい確保。拉致被害者帰国に尺力された中山氏をその担当に起用、また教育再生担当には国会質疑で実績ある山谷えり子参院議員。同議員は拉致問題でも渡米されている。
官房長官塩崎恭久氏が拉致問題担当も、心強い。沖縄・北方・少子化相の高市早苗議員も数多くの課題に係わるが、意欲がうかがえ、かって拉致被害者の国民大集会の壇上に見たことも重なる。
長老の中曽根元首相のご意見も暖かいもので、片山虎之助参議院同党幹事長の励ましも気分がいい。
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拉致問題に取り組む体制を強化したとする新内閣に、拉致被害者の家族らは期待をにじませた。

家族会代表の横田滋さん(73)、早紀江さん(70)夫妻らは26日、川崎市内で記者会見し、滋さんは「安倍内閣は強力なメンバーがそろった。これを機会に拉致問題の進展を期待したい」と述べた。

この日の組閣で拉致問題担当の首相補佐官に就任した中山恭子さんは、2年前まで内閣官房参与として拉致被害者と家族を支援してきた。早紀江さんは、「判断力のある聡明(そうめい)な方。再び拉致問題にかかわってくれることは非常に心強い」と喜びを表した。

また新たに拉致問題担当相が設けられ、塩崎恭久官房長官が兼務したことに、家族会事務局長の増元照明さん(50)は、「新内閣の拉致問題に対する思い入れと意志を感じる。これで、金正日(総書記)に対して強いメッセージを送れる」と期待を寄せた。一方、拉致被害者曽我ひとみさん(47)は、「安倍新総理のもと、拉致問題解決のための担当が新たに設置されたことは大変うれしく、心強く感じております」とのコメントを出した。(2006年9月26日読売新聞)