かいふう

近未来への展望や、如何に。

タンザニアから「生きた化石」。

kaihuuinternet2006-10-31

生きた化石」と呼ばれるシーラカンスとその卵が、アフリカのタンザニアから東京工業大学に寄贈されることが決まった。来年6月ごろ到着する見込みだ。

同大へのシーラカンスの寄贈は2匹目。昨年、大学院生命理工学研究科の岡田典弘教授とタンザニア水産学研究所との共同研究開始を記念して、1匹目が贈られた。このシーラカンスの遺伝子に関する研究論文が発表されることになり、同大へ2匹目と卵を贈る申し出がなされた。

今回のシーラカンスは同国のタンガ付近で捕獲された。体長1メートル半ほどで、体重は110キロ・グラム以上あった。卵は直径約10センチで、成熟した受精卵と見られる。シーラカンスは冷凍され、卵はアルコールにつけて保存されている。

国立科学博物館の山田格・動物第一研究室長は「これだけ成熟した受精卵の標本はパリの博物館にあるぐらいで珍しい。卵がどのようにして稚魚になっていくか、謎の多いシーラカンスの発生を研究する上で重要な素材だ」と話している。(2006年10月31日読売新聞)
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考古学とか生物学の研究者からしてみれば、そのプレゼントは絶大なものがあるでしょう。
嫉妬深いヒト科の{生きた化石}にもキョウミあります。鏡見るのコワいなぁ。