かいふう

近未来への展望や、如何に。

そして、平成{ユダ伝}番外編.その1

ライブドア事件で、証券取引法違反有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた前社長・堀江貴文被告(34)の公判が30日、東京地裁であり、共犯として起訴された公認会計士・久野太辰被告(42)らの証人尋問が行われた。

来月7日の次回公判からは堀江被告の被告人質問が行われる。

この日の尋問で、弁護側は、事件翌年の2005年5月、久野被告が前任者の公認会計士・小林元被告(51)に、「(堀江)社長は細かいこと知らない。問題はやはりM氏」とするメールを送り、小林被告が「裸の王様ですね」と返信していたことを明かした。

メールの意味について、久野被告は、「M氏」が元取締役・宮内亮治被告(39)のことを指すとした上で、「ライブドアは05年3月期にも資産運用会社との取引で約20億円の売り上げを計上したが、根拠がなかった。この取引を堀江さんは知らず、グループ会社の社長としていかがなものかと思った」と証言。粉飾決算で問題になった会計処理が宮内被告主導で行われていたとする弁護側の主張に沿う証言をした。(2006年10月30日読売新聞)
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この件は公認会計士も、知ってか知らずか、噛んでいた。監査法人が罪状を問われた訳である。取調べた結果、信用は失墜し、その監査法人は名称を変えざるを得なかった。
それが、知ってて、見過ごしたが故に、共犯として起訴された訳であろう。
そこで彼らが真実を提示し、もしくは業務本来の指導を徹底すれば、後々の雪ダルマ、それに個人投資家が、それはクリスマス用ではないこと、溶けて消えてしまうことに、気付いたはずである。
それで今、{裸の王様}ならぬ、被害者個人投資家が風邪を引いて、訴訟の始末。
しかもこの証言、その{裸の王様}側で使われそう。