かいふう

近未来への展望や、如何に。

ソフトバンクモバイルが契約業務トラブル。

kaihuuinternet2006-10-30

携帯電話大手のソフトバンクモバイルは29日、NTTドコモ、KDDI(au)との契約変更の受け付けを2日連続で停止した。

前日に契約業務を全面停止した後、29日午前にいったん再開したが、契約者が殺到し、正午すぎに契約変更の受け付けを再停止した。顧客情報システムの準備不足が原因と見られ、ドコモとKDDIソフトバンクに文書で強く抗議した。

総務省は事態を重視し、ソフトバンクモバイルに原因の究明を求めた。週明けにも状況を聞き、対応を検討する。

ソフトバンクモバイルによると、28日に全面停止した契約業務を、29日午前9時にいったん再開した。ところが、契約変更の申し込みが平日の3倍以上に達し、システムの処理速度が再び遅れるようになった。

このため、携帯電話会社をドコモ、KDDIの2社との間で切り替える契約変更の受け付けを正午すぎに再停止した。新規加入と機種変更の手続きは通常通り受け付けた。

ソフトバンクモバイルは30日午前、販売店が営業を始める前にドコモ、KDDIと協議し、問題がなければ、通常通り業務を再開する。また、契約変更の希望が再び増える可能性がある11月3〜5日の3連休に備えてシステム増強を急ぐ。

今回のトラブルは、「番号持ち運び制度」が始まる前日の23日に、ソフトバンクモバイルが新料金プランを発表してから最初の土、日曜日に起きた。

契約者同士で通話やメールが原則無料となる新料金プランの割安感から、同社のシステム処理能力を超す多数の希望者が販売店に殺到したことが一因だが、ソフトバンクモバイルのシステム準備不足は否めない。

新料金プランの受け付けを始めた26日、すでに関西地区でシステム処理の遅れが目立っていた。この時は販売店窓口の受け付け業務を停止することはなかったものの、情報処理システムの一部を2回にわたって一時停止していた。

NTTドコモとKDDIは29日、連名の文書で「(ソフトバンクの)システムの信頼性に疑念を抱いており、発生原因を明確化し、早期システムの回復と抜本的対策の実施を申し入れる」などと厳重抗議した。ソフトバンクモバイルは業務体制の抜本的な見直しを迫られそうだ。(2006年10月30日読売新聞)
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不備を承知で急いだのでしょうか。それとも、会社組織そのものが、顧客の対応を疎かにする企業体質で、意思疎通のまま先走りしているのでしょうか。同業各社も、今回の販売プランに懸念を表明しています。
なんか、どこかを連想してしまうのは、自分だけですか。
『キムチが可哀相です』