かいふう

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新潟水俣病患者の認定。

kaihuuinternet2007-03-13

新潟市は13日、同市内の男性2人を新潟水俣病患者として認定した。

阿賀野川流域で発生した新潟水俣病患者の認定は22年ぶりで、これで患者は692人になった。

新たに認定されたのは無職中村五三吉(ごさきち)さん(68)と、昨年11月に死亡した兄の今井芳夫さん(当時70歳)。2人は2001年、同市に認定申請を棄却されたが、その後、国の不服審査会で棄却の取り消し裁決が下され、再申請していた。中村さんは「ようやく認めてもらえて安心した」と話した。

水俣病を巡っては、国の責任を認めた2004年の関西水俣病訴訟の最高裁判決で、現行の認定基準よりも幅広く水俣病患者と認める独自の判断基準が示された。(読売)