かいふう

近未来への展望や、如何に。

「与党水俣病問題プロジェクトチーム」、「療養手当」の支給を検討。

kaihuuinternet2007-08-30

水俣病未認定患者の救済策作りを進めている「与党水俣病問題プロジェクトチーム」(PT、座長・園田博之衆院議員)は30日の会合で、国と県(熊本、鹿児島、新潟)の負担による「療養手当」の支給を検討することを決めた。

救済策では、原因企業のチッソが負担する一時金の額が、1995年の政治決着時の一律260万円を大幅に下回る見通しのため、療養手当を上乗せすることで合意を形成したい考えだ。

95年の政治決着では、手足の先ほど感覚が鈍くなる「四肢末梢(まっしょう)優位の感覚障害」のある約1万人に対し、一時金のほかに医療手帳が交付された。医療手帳の所持者には、医療費の自己負担が生涯免除され、毎月、最大2万3500円の療養手当が支給される。

与党PTでは、現在、四肢末梢優位の感覚障害があり、95年の決着時には対象とならなかった人や、その後に発症した人を広く救済する方針だが、全体で1万人規模になるとみられており、「一時金の額は(260万円から)かなり減額したものにならざるを得ない」(園田座長)という。(読売)
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水俣病患者の記録映画も、モノクロで撮られた、そういう時代だったんだ。
掲載は、水俣病資料館。