かいふう

近未来への展望や、如何に。

田原坂の謎が解けた。「戊辰、復讐!」か。私の日本史の終了。

日の丸

NHK大河ドラマ西郷どん」もいよいよ、終盤。意識して、観てない。以前、西田敏行鹿賀丈史主演の、司馬遼太郎原作を観て。その適役が、未だに残映。しかし、このうち一話。石橋蓮司が共演の、西郷どんが孤島に蟄居幽閉。それを、外出の帰途。とある中華料理店で視聴。創作だろう、その話の架空の人物を、名優石橋は熱演。絶望の主演を、まるで希望の化身のごとく。あのワンカット、デンセツになるかな。
私所有の唯一のDVD、「ミラ版ジャンヌダルク」に、牢獄の少女。彼女に、現れる天使。話しかける彼。それを連想した。その天使演じたのが、「卒業」の彼、ダスティン・ホフマン。私、完璧に、洋画に、時間とお金費やしました。
私の場合、この流れ。鳥羽・伏見の戦い慶喜の遁走→竜馬暗殺大政奉還江戸城無血開城→奥州列藩同盟→佐賀の乱等→西南の役
士族の不満、わかるな。武士の刀は取られるわ。禄高、食い扶持も取られるわ。戦が終われば。カリスマの郷士よりか。新政府での実務型が働く。
薩摩の大久保、長州の木戸と伊藤、公家の岩倉。そして、勝や榎本あたりか。
そして、山縣有朋。彼の生まれは、竜馬と同じ下級武士。明治には、「徴兵制」。岩倉でさえ、反乱兵士を、政府軍に雇入れと言ったに。「抜刀隊」なる組織の基は、新政府「警察隊」。これを、VSさせたんだから。
「警察隊」の編成が、何と、戊辰戦争時の幕藩体制側奥州列藩同盟の生き残り。就職したんだから。
冒頭の、「戊辰、復讐!」、は出てくるわ。
山縣有朋も長州。何故彼が、「西郷どん」のカリスマを封じたのか。下関戦争も、長州征伐も、長州藩が被った負である。その痛みと艱難辛苦は、他藩にはわからぬ。外国と戦い、同朋の将軍幕府とも戦ったのだから。
松下村塾で薫陶を得て。「私学校」の「西郷どん」の薩摩郷士とは、また違う下級武士の苦汁を味わった故だろう。