かいふう

近未来への展望や、如何に。

国民の難事

「忘れるな拉致 11.15 県民集会」が、新潟市内で開催され、横田夫妻も聴衆に訴えた。本日は、日本国民のひとりの少女、横田めぐみさんが{人さらい}にあって、28年目である。周知のごとく未だ帰国を果たしていない。法治国家の基本たる勤労、納税、そして教育の義務。これを鑑みても、これを侵犯し略奪した、その行為の非道および言語道断は、我が国のみならず、今や国際社会から、いかなる批判と反論を浴びても当然。
世界中の少年少女たちが、その国を恐れ嫌い、その両親達も我が子たちに同意こそすれ、決して承知しないだろう。未来を担う少年少女たちを悲しませ苦しませる、そのような国は、孤立化を免れないし、冷たい視線しか残らない。
国民の難事すなわち〔国難〕とは、何時と何時とそして何時だったか、ひとりひとり考えてみるべきだ。そして照合して、現在を知るべきだ。浮かび上がった現状が紛れも無く、〔国難〕と合致したなら、そう答えが出たのなら、そう対処すべきだ。
我が国民の血税をやたら非道の国につぎ込んで、我が国民を貧血不健康、労働意欲減退にするわけにはいかないだろう。背信の虚言妄想の類にただ振り回されているだけでは、被拉致者たちにこの国の土を踏ます事は適うはずがないからだ。
暗雲は、取り払ってもその向こうに在るものを直視して、対応しよう。