かいふう

近未来への展望や、如何に。

「なんでもベスト3」.その6

kaihuuinternet2006-02-17

詰まるところ、自分の日常近辺の事しかない訳で、それを記するしかないのである。ピアノ曲をあげる。戦後がSP盤で、LP盤で3枚購入、ステレオで聴いた。「サウンド・オブ」♪、交響曲「新世界」♪、そしてカーメン・キャバレロのピアノ「日本の詩情」♪だったけか。声楽と管弦楽曲、そしてピアノ。あとはドーナッツ盤で、その中の1枚に、ドビッシー作曲「月の光」♪。外装丁が白地に赤い花と緑の葉茎で、そのデザインも気に入っていた。印象派とかいうから、これがそうか、と聴く度に。情景の映像が浮かんで来る。いつの間にかおぼろげな静寂の中にその光を浴びている。耳からそのシャワー。すっかり疲れが失せたかのよう。
その1枚、ある勤務先去る時、地元の同僚からなんとなく、置いて来た。彼も聴いてたんだろう。施設の就寝前に館内放送するのに使用したから。それにその施設長は元音楽教師、だから無意識かな。日本の社会福祉の母のひとり、とおもう。まさか、その誰か、これ見てないよね。
ショパン「別れの曲」♪、これも歳を重ねるほど、その飾り気の無さと淡々としたところがいい、転々とする身には。
そしてベートーベン「月光」♪。邦画「月光の夏」のテーマ曲だ。この映画観た後、自分も知覧に行こうと決めた。音大生が飛行機乗りで往く、とは想像してなかったから。ましてや、その直前にそんな逸話があろうとは。
画像は、ドビッシーの低音がよく出せるという、欧州老舗製。