かいふう

近未来への展望や、如何に。

「マタイ受難曲」♪

先日某紙コラム?かエッセイで音楽家の方が、武満徹氏の好んだ曲にドビッシーと「マタイ受難曲」♪、を家族の方から、と載せていた。いいぞ、自分もそれを持っている。しかもナチスがパリ占領当時期の同時録音、聴衆がすすり泣く、それが聞こえる、時代物だ。音楽家でも歴史家でも無い、そんな身には、せめてもの掘り出し物。だが、よもや、それを聴いた聴衆と同じ境遇になるまいな。
しかし、この国と隣国に、拉致事件とその被害者、その問題が未だ解決してない、その現実は否定しようがない。
もはや我が手元に「新世界」♪のレコードは無く、「マタイ受難曲」♪のCDがあるのみである。ある決意をしてそのCDを再び聴かないで済む、その日が来ないと誰が保証する。