かいふう

近未来への展望や、如何に。

「世界最大木造建築物」

kaihuuinternet2006-04-08

先年、明日香村で一泊の旅にひとり出掛け、ここも散策した。境内を古の時間でゆったり歩むと、大仏様が鎮座まします。殿内の長椅子に腰掛けると、隣にブラウンかの髪の青年が居る。出身地は、と英語で聞こうかとしたが、徒歩での古都は、来るのに使用した車中一泊の高速バスの睡眠不足もあり、止めた。見上げる仏様、それは大きくて、嘘偽り御座らん。年配の旅行者たちが太い柱の元にある穴を、ご利益でくぐりぬけていたが、その気力か信心か、自分はせなんだ。
こういう世界に誇れる匠の技、手仕事を肉眼で確認出来ることは、大和の国、千年の都、そこに生を受けし我が身、それを癒し抱いてくれる。終日歩くだけの訪ね人、悠久の山河、自然に帰るのみ。それがありがたい。
近鉄明日香駅前、チャリンコお婆さん管理の1台翌日返還黄色選んでに乗り、村内パークを巡る。橘寺、これで聖徳太子に気兼ねなく。境内には、たしか日清戦役時の出征石柱があった。
飛鳥寺からバス待つ身、肩の高さのコスモス風にそよぐ。弘法さん所縁の岡寺、坂道沿いにみつけた十前後の墓石群、そのひとつの碑銘、戦艦大和乗組み、とあった。