かいふう

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「拉致被害者家族会」、米大統領と面会。

【ワシントン=石間俊充】北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん(当時13歳)の母親、早紀江さん(70)と、めぐみさんの弟、拓也さん(37)は28日午前11時(日本時間29日午前0時)すぎからブッシュ米大統領ホワイトハウスの大統領執務室で面会した。

大統領は「米国は人権を尊重し、自由社会を実現することを強く保証する」と述べ、拉致問題解決への協力を約束した。

被害者家族は今回の大統領面会を事態打開への大きな一歩と位置づけており、米国の支援を受けることで拉致問題解決に向け北朝鮮に対する国際圧力がいっそう高まるのは確実とみられる。

ブッシュ大統領が首脳以外の日本人と面会するのは極めて異例。大統領は北朝鮮からの脱出住民(脱北者)家族らとともに約30分面会した早紀江さんらに対して「きょうはこれまでに最も心を動かされた会談だった」と述べるとともに、「信じがたいのは北朝鮮が国家として拉致を許したことだ。国際社会から尊敬を得たいのなら、人権を尊重することだ」と、北朝鮮を激しく非難した。

早紀江さんはブッシュ大統領に、拉致実態や、大統領と米国民への感謝の念をつづった英文の手紙をめぐみさんら被害者の写真とともに手渡した。また、面会では丸テーブルに悲しげなめぐみさんの写真が置かれた。また、中国・瀋陽の日本総領事館に駆け込んだキム・ハンミちゃん(6)ら脱北者も面会に加わったほか、加藤良三・駐米大使も同席した。

今回のブッシュ大統領と横田さん母子の面会で、日韓に米国も加わった協力関係が構築される可能性もあり、日本国内での拉致問題の活動にも新たに弾みがつきそうだ。(読売新聞)
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これは、トップニュースだ。しかもビッグニュースだ。いささか斜に構えてしまう自分でも、今年は中間選挙のある国からのそれだとしても。
ホワイトハウスで、中国経由の脱北者家族も加わっての面会。加害国は言うに及ばず、陸続きの隣国にも、圧力です。