かいふう

近未来への展望や、如何に。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑で拝礼式。

千鳥ケ淵戦没者墓苑は、昭和34年(1959年)国によって建設され、戦没者のご遺骨を埋葬してある墓苑です。
今から約60年前の大東亜戦争では、広範な地域で苛烈な戦闘が展開されました。この戦争に際し、海外地域の戦場において、多くの方々が戦没されました。戦後、ご遺骨が日本に持ち帰られましたが、ご遺族にお渡し出来なかったものを、この墓苑の納骨室に納めてあります。いわば「無名戦士の墓」とでもいうべきものです。現在、約35万柱のご遺骨がこの墓苑に納められております。

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第2次世界大戦や戦後のシベリア抑留で命を落とした身元不明の戦没者を慰霊する「拝礼式」が29日、東京都千代田区千鳥ヶ淵戦没者墓苑で行われた。
今年、新たに納骨されたのは、政府の遺骨収集団が旧ソ連インドネシア硫黄島などで収集した398柱で、これで、同墓苑に納められた遺骨は計35万1324柱となった。(読売新聞)
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最後に墓苑を訪ねたのが、確か区主催の慰霊日で、白い菊を献花するのに女子職員から終了時間間際で、それをどうにか受け取り、添えた。数度は行った。はじめは、近くの靖国神社と。その後は、お堀の花見がてらと。そして献花と。気持ちの問題、気が済む、という。
おそらく、もはやビザもパスポートも使用せずに終わるだろうから、遠い異国で亡くなられた彼らに畏敬の念を。