かいふう

近未来への展望や、如何に。

TVの面目躍如.その14

テレビ東京「TVチャンピォン」を観た。この夏休み一番のプレゼントでした。こどもに帰って、元気になれました。最後の大勝負、三番のうち二番で終了でしたが、クワガタ、そしてカブトムシ対決。見応え十分、緑の丸いテーブルの縁で互いの腕一本で、氷壁のシーンよろしくつながる南米とアジア産の二匹のカブトムシ。落ちようとする選手に飼い主からの試合放棄の投げ白タオル。すぐさまその選手を手に受け止める勝者側の飼い主。どの虫にも名を付けて、労わる飼い主。感激ものです。シットしたかな。生き物大切にしてるから。人格だよね。昆虫採集そのものが、自然に踏み入る行為だから、そこの主に何か畏怖がないと、儘ならぬ。
自分も少年時、墓地中の雑木林に透明の羽した蝉を、モチ竿でなく白い網竿で『カミさま捕まえさせて』と、オシッコで逃げられた体験は強烈だった。どうせ少年は、夏休み宿題標本にしかできないのだから。
先日、その時と同じ大きさの透明の羽した蝉を道端で見つけ、小窓そばに置いといたら、家族が棄ててしまった。ミイラだもんね。埋葬を拒むのは自分のエゴだろうか、愛着だろうか。