かいふう

近未来への展望や、如何に。

日本国連大使が演説、家族会も要請。

【ニューヨーク=白川義和】拉致被害者家族会の飯塚繁雄副代表や増元照明事務局長ら4人が国際社会の連携による拉致被害者救出を呼びかけるためニューヨーク入りし、30日、国連総会第3委員会(人権)での討議を傍聴した。

同委員会では大島賢三国連大使が演説し、北朝鮮に対し、拉致事件への「真剣な対処」と被害者の早期帰国を要求。各国代表団にも飯塚さんらの傍聴を紹介し、支援を要請した。拉致被害者の姉、るみ子さんの写真を掲げて傍聴した増元さんは閉会後、「写真の顔を見て人間らしさを取り戻して欲しかった」と北朝鮮への思いを語った。

一行は11月4日まで滞在、ボルトン国連大使ら主要国の大使とも会談し、協力を要請する。(2006年10月31日読売新聞)