かいふう

近未来への展望や、如何に。

「ばんえい競馬」の廃止。

北海道岩見沢市の渡辺孝一市長は27日、約1トンの馬が鉄製ソリを引く北海道伝統の「ばんえい競馬」から撤退すると正式表明した。

同市に2市開催を持ちかけていた帯広市の砂川敏文市長も同日、「帯広単独での開催はできない」と撤退を表明。これにより、ばんえい競馬は今年度内に廃止されることが事実上決まった。

両市長は、今後開かれる北海道市営競馬組合(旭川岩見沢、帯広、北見の4市で構成)の正副管理者会議で撤退の意向を伝え、廃止が正式に決まる見通し。ばんえい競馬は12月2日から来年3月26日まで帯広で開催される予定だが、途中で打ち切られる可能性が高い。(2006年11月27日読売新聞)
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ニュース映像で、人工の盛り土を鞭で叩かれながら越えるのは、見ていてつらかった。お馬さんが楽できるなら、それでよし。

「新平家物語」、「宮本武蔵」の作家吉川英治氏の生母の記念碑近くの馬頭観音やら、中仙道のとある陣屋史跡の厩を見学すると、当時馬がどんなに農民の生活暮らしに密着していたかがわかろうというものだ。