かいふう

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国連安保理、イラン制裁決議を全会一致で採択。

kaihuuinternet2006-12-24

【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は23日、ウラン濃縮停止を拒否しているイランに対し、核、ミサイル関連物資の禁輸などを定めた制裁決議を全会一致で採択した。

決議提案国の英仏独は採決直前に、ロシアの修正要求に応じ、海外資産凍結などの制裁対象となるイランの団体から、国防軍需省傘下の航空宇宙産業機構を削除した。

採決直前の修正は異例。安保理の結束を重んじる米欧がロシアに押し切られる形となった。英国のジョーンズパリー国連大使は採択後、記者団に「安保理の一致が非常に重要だと判断した」と述べ、ロシアが棄権する事態を懸念し、修正に応じたことを示唆した。

一方、ロシアは制裁がイランでの自国の経済活動に悪影響を与えないことを最優先し、核、ミサイル開発と平和的活動を同時に行う「灰色」の団体、個人への制裁を弱めることに成功した。

イランが決議を履行しない場合、安保理は2か月後に「次の措置」を講じるが、「疑わしい活動は罰すべき」とする米欧と「平和目的の核開発は保証すべき」とするロシア、中国の溝は埋まりそうにない。北朝鮮が事態を悪化させた場合の追加制裁の論議にも影響を与えそうだ。(2006年12月24日読売新聞)
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【バム(イラン南東部)=工藤武人】イランのアフマディネジャド大統領は24日、国連安全保障理事会が採択したイラン制裁決議について、「紙くず」と批判、決議受け入れを拒否するとともに、核開発を継続する姿勢を改めて強調した。

テヘランの米大使館跡地での演説で語った。イランの決議拒否で、制裁圧力によるイラン核問題の解決をはかる国際社会の努力は早くも困難に直面した。

イランの核交渉責任者、ラリジャニ国家安全保障最高会議書記は同日付の地元紙とのインタビューで、同国が中部ナタンツのウラン濃縮施設で24日、遠心分離器3000個の稼働準備に着手する方針を示した。(2006年12月24日読売新聞)
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米国が国防長官をバトンタッチしたのと、何故か遭うね。
イスラム教の創始者キリスト教より何百年も後の生まれ。しかし、後に生まれたからといって、その方が更に上とは限らない。
コーランを開けたことがない者が比較も出来ないが。