かいふう

近未来への展望や、如何に。

安倍首相が施政方針演説。

kaihuuinternet2007-01-26

安倍首相は26日午後の衆参両院本会議で、就任後初の施政方針演説を行った。

首相は「憲法を頂点とした行政システム、教育、経済、雇用、国と地方の関係、外交・安全保障などの枠組みが21世紀の時代の変化についていけなくなっている」との認識を示し、「戦後レジーム(体制)」の見直しを進める決意を強調。憲法改正の手続きを定める国民投票法案の今国会での成立に強い期待感を示した。消費税引き上げを含む税制改革について今秋以降に本格的に論議し、来年3月までに結論を得る考えを表明した。

首相は演説で、「戦後レジームを大胆に見直し、『美しい国、日本』の実現に向けて、次の50年、100年の時代の荒波に耐え得る新たな国家像を描くことが私の使命だ」としたうえで、「新しい国創(づく)りに向け、国の姿、形を語る憲法改正の議論を深めるべきだ」と訴えた。

外交・安全保障に関しては、「世界の平和と安定に一層貢献するため、時代に合った安全保障の法的基盤を再構築する必要がある」との考えを示し、自衛隊の海外派遣に関する恒久法制定に改めて意欲を表明した。政府の憲法解釈で禁じられている集団的自衛権行使に関する個別事例研究も引き続き進める意向を示した。国連改革では「安全保障理事会常任理事国入りを目指す」と明言した。

教育改革については、「内閣の最重要課題」と位置づけ、「社会総がかりで『教育新時代』を開いていく」と宣言。「ゆとり教育」見直しや教員免許更新制導入、教育委員会改革などを行う方針を示した。財政・経済運営では、成長戦略を重視し、歳出削減を計画的に実施するとした。社会保障分野では、社会保険庁を廃止・解体し、非公務員型の公的新法人などに分割することや少子化対策の新戦略を立案する考えを示した。

一方、今国会の焦点の一つである「政治とカネ」の問題では、「政治資金制度の在り方について、各党・各会派において十分議論されることを期待する」と述べるにとどめた。(2007年1月26日読売新聞)
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首相はじめ、3閣僚の演説をTVで視聴しました。歴代で、自分より若い方が施政方針演説を聴くのは、こちらも初めて。でも、本当に若いのがわかったから、安心した。岸さん、安倍さん、そして新首相。
いちばん身近に感じたのは、当方の加齢と五人囃子の笛の音の幻聴と、カレーとハヤシライスへの食欲かも。
とにかく、自分が非認知症にない証に、先日の予告、「アベマリア」♪を聴くことにしよう。アーメン
http://www.netlaputa.ne.jp/~miquette/ongaku.htm