かいふう

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ロンドン警視庁が容疑者とほぼ断定。

【ロンドン=本間圭一】英紙ガーディアンは26日、英政府高官の話として、露連邦保安局(FSB)元中佐、アレクサンドル・リトビネンコ氏の殺人事件で、ロンドン警視庁がロシア人ビジネスマン、アンドレイ・ルゴボイ氏を容疑者とほぼ断定したと伝えた。

英政府が近くロシア当局に、同氏の身柄引き渡しを求める方針という。

同紙によると、ロンドン警視庁は、ルゴボイ氏の事件関与を示す十分な証拠を得ており、近く関係書類を検察当局に提出する。英政府高官は、露側が、対抗措置として、プーチン大統領と敵対し、英国に亡命している政商ボリス・ベレゾフスキー氏の送還要求を行うと見ており、英露両国の外交摩擦に発展する可能性もあるとしている。

ルゴボイ氏は昨年11月1日、ロンドンの高級ホテルで、リトビネンコ氏と接触している。ルゴボイ氏の立ち寄り先から、リトビネンコ氏の死因とされる放射性物質ポロニウム210」が検出されていた。(2007年1月26日読売新聞)
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ポロニウムポーランドが語源だという。命名したのは、マリー・キュリーでしょう。「キュリー夫人伝」を買って貰って、たしか複数のノーベル賞受賞だと驚いた記憶がある。この社会に職業病は数多くあるが、放射能被爆を承知で没頭した研究の日々は、その献身と、殉職という言葉の響きを少年に残した。
そしてポーランド出身の彼女に、後年観たドキュメンタリー映画「夜と霧」や劇映画「地下水道」へのイメージが重なる。
某製菓のビスケット「マリー」も。そうだ。キュリー夫人は夫のピエールのフランス語も話したんだ。