バイデン氏は「開けた地形での機動力を向上させる必要がある」と

理由を説明した。「米欧は完全に団結している。プーチン

(露大統領)は米欧が決意を弱めると期待していたが、

それは間違いだ」と述べた。ホワイトハウスによると、

エイブラムスの戦車大隊は通常、15両ずつ2個中隊で構成

される。司令官が乗る戦車も合わせ、大隊編成に必要な31両の

供与を決めた。演説に先立ち、バイデン氏は英独仏伊の首脳と

電話会談し、ウクライナ支援を巡る5か国の連携を確認した。

英製戦車「チャレンジャー2」14両の供与を決めている英国の

スナク首相は会談で「断固とした集団行動は、他国が追随する

きっかけになるものだ」と述べ、米独の供与を歓迎した。

米英独仏の安全保障担当高官は24日夜からワシントンで会合を

開き、支援内容の詰めの協議を行った。

独製戦車は80両規模で供与される見通しで、米英の

供与分と合わせてウクライナへの戦車供与は最終的に

120両を超える計算になる。

米政府高官によると、エイブラムスは米軍の在庫から

でなく新たに調達するため、実戦配備に数か月かかる。

戦闘の激化が予想される春には間に合わない見通しだ。

操作や維持管理、燃料補給に関するウクライナ兵の訓練も必要だ。

米政府は、維持管理が難しく費用がかかるなどとして供与に

否定的だった。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー

戦略広報調整官は25日の記者会見で「戦場の状況とロシアの

戦い方が変わった」と転換の理由を説明した。エイブラムスの

維持管理や補給のため、米国は8台の戦術車両もあわせて供与する。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日夜の

ビデオ演説で、ショルツ独首相とバイデン米大統領に謝意を表し、

「今重要なのは、軍の訓練と戦車を供与するスピードとその量だ」

と述べた。

 ロシア通信によると、ロシア下院のレオニード・スルツキー

国際問題委員長は25日、「米独両国の戦車は正当な

軍事標的になる」と反発した。米政府内には攻撃力が強い

エイブラムスを供与してロシアとの緊張が高まることへの

警戒も根強い。バイデン氏は演説で「ウクライナの国土保全

のための支援であり、ロシアに対する攻撃的な脅しではない」

と強調した。(読売)

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【ロンドン=池田慶太、ワシントン=田島大志】ドイツと米国の主力戦車

ウクライナに供与されれば、ロシア軍との地上戦を一変させる可能性

がある。現在ウクライナ軍が使用する旧ソ連製の戦車は消耗が激しく、

砲弾も枯渇気味だ。欧米製戦車は火砲、装甲、機動力面で性能が高く、

西側諸国から中長期にわたり弾薬補給や修理を受けられる利点がある。

 ロシアはウクライナ南部ヘルソン州などの占領地域で、塹壕ざんごうを掘る

など防衛線を強化している。森が少ない東部ドンバス地方や兵士が

身を隠すことができる市街地戦も戦車の火力の優劣が勝敗を左右する。

ウクライナ軍が占領地を奪還し、反転攻勢に出るには、戦車をどれだけ

確保できるかが焦点となっていた。

独製の「レオパルト2」は欧州を中心に広く導入されている。保有国が

持ち寄れば、各国が少ない負担でまとまった数量を提供できる。持続

可能性の観点からも欧米側の間で有力候補となっていた。

米陸軍の主力戦車である米国製「M1エイブラムス」は「世界最強

の戦車」の異名を持つ。1500馬力のエンジンを有し、攻撃力の

高さに定評がある。豪州やエジプト、イラクなどの軍も使用しており、

昨年4月にはポーランドが250両の購入契約を結んだ。北大西洋条約

機構(NATO)で主流の戦車が投入されれば、ウクライナ側の士気を

高める効果もありそうだ。しかし、引き渡し後には操縦訓練が必要だ。

ウクライナ国防省は、露軍との攻防は「春から初夏」が最も激しくなる

との見通しを示しているが、ドイツは最初のレオパルト2がウクライナ

に届くまで、「3か月かかる」との見通しを示した。保有国も合わせた

引き渡しは段階的に行われるとみられる。エイブラムスも、米軍の保有

戦車ではなく、新たに発注して供与する。実際の配備には1年近くかかる

との見方もある。

レオパルト2はディーゼルエンジンだが、エイブラムスは強力なガス

タービンエンジンで動くため、運用には大量のジェット燃料を必要と

する。燃料の補給路確保が難しく、ウクライナ軍が運用できないとの

懸念も根強い。

露反発「目に余る挑発」

タス通信によると、ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は

24日、米独がウクライナに戦車を供与することを受け、「ロシア

への目に余る挑発だ」と反発した。「米国はロシアを意図的に敗北に

追い込もうとしている」とも述べ、米欧の軍事支援が新たな段階に

移ることへの警戒感を示した。元国防次官のアンドレイ・カルタポロフ

下院国防委員長は25日、露国営テレビで、レオパルト2は露軍の

主力戦車T90よりも「性能が劣っている」と主張したが、「ウクライナ

軍が戦車隊を編成し、春か初夏に戦線へ投入すれば脅威になるかも

しれない」との見方を示した。(読売)

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「(各国と連携して)ウクライナのために『レオパルト2』の2個

大隊を速やかに編成することが目標だ」ドイツ政府は25日、

こう発表した。同盟国と協力して計100両の同戦車の供与を

目指すという。ジョー・バイデン米大統領は同日、「エイブラムス」

31両を供与すると発表し、「世界で最も高性能な戦車だ」と

胸を張った。

ともに高い攻撃力と防御力を併せ持つ3・5世代の戦車で「世界最強」

と言われている。ウクライナの強力な援軍となりそうだが、軍事の

専門家の見方は違う。

軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「たとえ最新鋭の戦車供与でも、

戦況を目に見えて改善するには150両規模では十分とは言えず、

結果を出すまでに時間がかかり、損耗も激しくなる」と語る。

理由は、戦車を運用する戦いの特性にあるという。

世良氏は「戦車はいくら性能が優れていても、近くに歩兵や

装甲戦闘車がいることも必要になるなど、集団で戦う特徴がある。

現在のロシア側が支配しているとみられる地域から、南部の

クリミア半島へ戦線を押し下げるには、戦車は300両規模の

6個大隊で進軍していくことが必要と思う。

現状の数では半分の3個大隊で十分とは言えない」と分析した。

ZAKZAK オピニオン)

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軽々しく、『第三次世界大戦』の緒戦。そう、思いたくないが。

われわれがごとき。戦争を知らぬ、「団塊の世代」なる者。公称、

800万。今後、10年間。列島で、葬儀場。

まあ、60歳が還暦。もしくは、65が定年か。それまで、つまり

年金生活にたどり着いたは。その間、やれ、交通事故だ。事件

巻き込まれただ。職業病だ。そして、天変地異だ。

既に、100万人は、不慮、不遇で亡くなってる訳でして。

それから更に、10年位。50万程差し引いても。650万程か。

何処で、何時、如何ほどで、お世話になるか。そうそう、葬儀料の話

そういう年代の、老人からすれば。

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最新兵器、戦車が、勢揃い。

英製戦車「チャレンジャー2」。独製戦車「レオパルト2」。

エイブラムスは米軍。

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60年程前、当時が自衛隊、数十センチ四方が戦車が、プラモデル

戦艦大和がそれと、空母信濃まで。手造りした。

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個人的に抱える、対『虚構が宗教』。そして、対無神論国家。

その戦、もとへ。闘いを準備に入り。

われわれが、熟睡時。翌日が、朝。スッキリ目覚めて。

即飛び込んで来る最新ニュース。それが、どんな物か。

会戦は、開戦になってしまったのか。

甚だ、強烈に関心事。なのであります。(兵隊さん言葉)

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