米国、高機動ロケット砲システム(HIMARS)を供与。
ウクライナはどうなるのだろう。
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【ワシントン時事】バイデン米大統領は5月31日のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に寄稿し、ロシアの侵攻を受けているウクライナへの支援で「より高度なロケットシステムと弾薬を提供する」と明らかにした。米政府高官によると、高機動ロケット砲システム(HIMARS)が供与される。
© 時事通信 提供 高機動ロケット砲システム(HIMARS)から発射されたロケット弾=2021年6月、モロッコ南部(AFP時事)
ロシアは自国領内への攻撃が可能な兵器の提供に強く反発しており、米ロ関係が一段と緊張する可能性がある。
バイデン氏は寄稿の中で、「(ロシアの)さらなる侵略を抑止し、自衛手段を備えて、民主的で独立したウクライナを見たい」と指摘。さらに、この戦争は外交によって決定的に終結するとして、ウクライナが強い立場で交渉に臨めるよう支援の継続を表明した。 (時事)
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【ワシントン=田島大志】米政府は、ロシアの侵攻が続くウクライナに対し、約7億ドル(約900億円)の追加軍事支援を1日にも発表する。ウクライナが求めていた米国製の高性能ロケット砲システムも含めるが、露領を攻撃可能な長距離用の弾薬は提供しない方針だ。米政府高官が5月31日、記者団に明らかにした。
バイデン大統領は米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、「ロシアが代償を払わなければ、ルールに基づく国際秩序が終わりを告げ、他国への侵略の扉を開くことになる」として、国際社会が結束してウクライナを支援する重要性を訴えた。
一方、「ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の間の戦争は求めない」とし、米露間で直接の緊張が高まることへの警戒感も示した。「米国は(露大統領の)プーチン氏を露政府から追放しようとはしない」とも強調した。
今回、米国が供与する見通しとなったのは10発超のロケット弾が連射可能な多連装ロケットシステム(MLRS)の小型版である高機動ロケット砲システム(HIMARS)。最大300キロ・メートルの射程を持つが、高官は「長距離用の弾薬は提供しない。ウクライナがロシア領を標的にすることはない」と述べ、射程が80キロ・メートル程度となる弾薬の供与にとどめる考えを示した。
高官によると、今回は対戦車ミサイルや対空レーダー、ヘリコプター、戦術車両なども提供される。今回の武器供与は、ウクライナ支援に向けた約400億ドル(約5・1兆円)の追加予算成立を受けて検討が進められてきた。(読売)
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供与ですよ。ギリギリの抑止、の形相。
最新兵器の、蔵出し状況。
長距離は、短距離も含む。もしもがあれば、長距離用弾薬も、供給可能。
即応体制は、維持。最前線は、そんな地域。
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趣き、というより。少し、解せない面が感じられたので。
もうひとつ、他紙の記事を掲載します。
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結果。比較新聞学、なるもの。