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国連総会は決議案を採択。

【ニューヨーク=白川義和】国連総会は26日、ナチス・ドイツによるホロコーストユダヤ人大虐殺)の歴史的事実の否定を「無条件で非難する」とした決議案を採択した。

イランが先月、ホロコーストを検証する国際会議を開くなど存在を否定する動きを繰り返しているのを受け、米国が決議案を作成。共同提案国は103か国にのぼり、決定に加わらなかったイランを除く、事実上の全会一致の採択となった。決議は加盟国に、ホロコーストの否定や、これを目的とするいかなる活動も認めないよう要請した。一方、イラン代表は採択の際の演説で、決議を「偽善的な政治運動」と批判した。(2007年1月27日読売新聞)