かいふう

近未来への展望や、如何に。

国外移送目的略取の疑いで逮捕状請求の方針。

1978年7月の蓮池薫さん(49)夫妻拉致事件で、新潟県警など警察当局は、北朝鮮の諜報(ちょうほう)機関「対外情報調査部」の指導員が拉致を指示していた疑いが強まったとして、近く国外移送目的略取の疑いで逮捕状を請求する方針を固めた。

北朝鮮による拉致事件で、指示役の逮捕状請求は初めて。警察当局は、逮捕状が取れ次第、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する。

逮捕状を請求するのは、「ハン・クムニョン」と「キム・ナムジン」と呼ばれていた指導員。両指導員は当時、対外情報調査部の課長級の幹部で、現在80歳前後で北朝鮮内で暮らしているとみられる。

調べでは、両指導員は、78年7月に新潟県の海岸で拉致された蓮池さん夫妻について、実行犯として国際手配されている通称「チェ・スンチョル」工作員らに拉致を指示した疑い。

拉致された蓮池さんは、キム指導員と飲食をともにした際、「連れて来いと言ったのはおれだ」と明かされたうえ、「女性を狙えと言ったが、お前も一緒にいたので拉致した」との説明を受けていた。(2007年2月21日読売新聞)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まさに、責任の所在を問うに、当時の当事者を解明するに至る。