かいふう

近未来への展望や、如何に。

膵臓(すいぞう)がんやスキルス胃がんの治療に有効。

kaihuuinternet2007-02-24

抗がん剤を入れた極小カプセルとがんの血管形成を妨げる薬の併用が、難治性の膵臓(すいぞう)がんやスキルス胃がんの治療に有効であることを、東京大と大阪市立大が動物実験で突き止めた。

米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。

これらのがんは早期発見が難しいため、外科手術ができない場合が多く、今回の研究成果が新たな治療法に道を開くと期待される。

研究チームは、抗がん剤をくるんだ直径約65ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の球状カプセルを、大量に静脈注射するがん治療法を開発している。がんが延ばす血管には、普通の血管にはない約100ナノ・メートルのすき間がたくさん開いていて、そこから漏れた抗がん剤カプセルを、がん細胞に蓄積させ、がんをたたくやり方だ。

ところが、膵臓がんやスキルス胃がんは他のがんより血管の数が少ないため、この手法ではカプセルががん全体に行き渡らず、うまくいかなかった。このためがんの血管形成に必要な因子「TGF―β」の阻害剤をマウスにごく少量投与した結果、がん細胞の血管壁がきちんと形成されず、すき間がより大きくなった。

カプセルを注射すると、血管が少なくても、がんをたたくのに十分な量のカプセルが、がん細胞内に流れ込むようになった。何もしないマウスと比べ、膵臓がんの大きさは6分の1、スキルス胃がんは半分まで小さくなった。狩野光伸・東大特任助手は「ごく少量のTGF―β阻害剤の投与でがんの血管だけが弱くなるのを発見したことで研究が進んだ」と話している。(読売)
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「サタディ ナイト フィーバー」♪という曲をご存知であろうか。{ブラック マンディ}からはじまった、いわゆるバブルの時代の前後だか、何時だか、名曲に生まれた時など、どうでもいいが、リズムはラテンだかボサノバだか、それもわからんが、ジョン・トラボルタ出世作である。
ティーンエイジにTVのカラー画面で観たチューズディ・ウェルドは、日本人好みの小柄な美少女で、その時の親友のひとりがファンだった。
何度も{枕ことば}になるが、脱脂粉乳で育ったオジさん世代は、牛乳100%で育った若い娘さんが夏でなくとも、みずみずしい姿を観ると、母国安泰と平和を実感してしまう。ここは素直に見惚れてしまう。
そういうひとりに、堀江しのぶさんがいて、TVの公開番組など、コメディアンのオジさんたちと舞台を数こなしていた。それがある日、しばらく顔見せないな、とおもったら、訃報である。その主である。「アイ ラブ ユー」♪の尾崎豊の突然の死と同様、呆気に取られた。
スキルス胃がん、という聞き慣れない、進行性増殖の癌であった。若い細胞が、逆に死を速めたらしい。ダイエットでの空腹が、胃袋の殺菌作用を無にしたようだ。
信じられないから、後がない。
以下、イカ一郎くんも、今夜はおおいに「サタディ ナイト フィーバー」♪してくれたまえ。
白ワインでもかたむけながら。イカれて、いいから。