かいふう

近未来への展望や、如何に。

日本郵政グループ、スタート。

民営郵政が1日スタートした。

日本郵政公社は政府出資の株式会社、日本郵政グループに生まれ変わり、明治以来130年余り続いた官営郵政は幕を閉じた。

都市部の規模の大きい約400の郵便局では、1日午前0時半から郵便サービスの窓口業務が始まった。東京・日本橋日本橋郵便局では、民営化の準備のために休止していた「ゆうゆう窓口(時間外窓口)」が開くと、さっそく利用者が訪れた。

1日午前9時からは、民営化を記念する記念切手が発売される。JR東京駅前の東京中央郵便局など一部では、混雑が予想されるため販売開始を午前8時に繰り上げる。また、新規事業の一つとして、首都圏の23の郵便局で自動車保険の受託販売を始める。

30日には、新会社に移行する日本郵政公社の本社前で看板の覆いがはがされ、新しいシンボルマーク「JP」が登場した。

民営化後も、郵便事業などは全国どこでも同水準のサービスを続けるよう義務づけられており、全国の郵便局網は維持される。

通帳やカードなどもこれまでと同様に使える。ただ、非課税だった印紙税がかかるようになり、公共料金を窓口や現金自動預け払い機(ATM)で振り込む場合の手数料が「一律30円」から「3万円未満は30円、3万円以上は240円」に変わるなど、手数料が上がるケースが多い。

日本郵政グループは、持ち株会社である日本郵政の傘下に、郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4事業会社がぶら下がる。総資産338兆8300億円、社員数24万100人。発足当初は政府が日本郵政の全株式を保有する。(読売)
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1日付で民営としてスタートした日本郵政グループ(JP)は、午前8時から東京・霞が関日本郵政本社で「発足式」を行った。

日本郵政西川善文社長は「民間企業としての効率性、収益性と、公共性の両立を目指す」とあいさつした。

式には福田首相、増田総務相らが出席。福田首相は「国民のニーズをとらえたサービスの充実を期待する」と祝辞を述べた。また、構造改革の本丸として郵政民営化を推し進めた小泉元首相があいさつし、「首相就任前、すべての政党が郵政民営化に反対か必要がないと言っていた。実現したのは国民の支持があったからこそだ」と振り返った。

民営郵政は、政府全額出資の日本郵政郵便事業会社、郵便局会社、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の4社を傘下に抱える。グループ全体の2008年度の税引き後利益の見込みは5080億円。民営化後も、郵便事業などは全国どこでも同水準のサービスを受けられる「ユニバーサルサービス」の維持が義務付けられている。(読売)
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日本郵政グループのホームページを開いてみたら、
「ひとりを愛せる日本へ」とあって、
「涙(なだ)そうそう」♪がBGMで流れていた。
オーケストラ演奏に、三線の爪弾き、そして夏川りみさんの澄んだ歌声。
BGMは意外、だったから、この選曲は、やはり名曲だ、という賛同。
音楽は人を和ませるな、と感じた。洗い流すよな。