かいふう

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ブラックマンデーから20年目。

【ニューヨーク=池松洋】ブラックマンデーからちょうど20年目となる19日のニューヨーク株式市場は、米経済の先行き懸念が高まり、ダウ平均株価(工業株30種)の終値は、前日比366・94ドル安の1万3522・02ドルと、今年3番目の下げ幅となった。

国際的な指標であるテキサス産軽質油(WTI)の11月渡し価格が、朝の時間外取引で1バレル=90・07ドルと史上最高値を更新したことで、インフレと個人消費の減速への警戒感が強まった。

米企業による業績見通しの下方修正もあり、低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題が産業界に拡大するとの懸念が広がった。

ハイテク銘柄が中心のナスダック店頭市場の総合指数の終値は、前日比74・15ポイント安の2725・16だった。(読売)