かいふう

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経済産業省保安院、電気事業法の省令を改正。

送電線や変圧器など電力設備周辺の電磁波対策を話し合っていた経済産業省原子力安全・保安院の作業部会は23日、強い磁界による人体への急性的な健康影響を防ぐため、周波数50ヘルツの東日本は100マイクロ・テスラ(テスラは磁界の強さの単位)以下、60ヘルツの西日本は83マイクロ・テスラ以下にそれぞれ規制することを決めた。

保安院は近く電気事業法の省令を改正し、各電力会社に磁界対策を促す。ただし、国内の多くの電力設備は現状でも規制値をクリアしており、大規模な補修は不要とみられるという。

強い磁界は人体の神経や筋肉を刺激し、体に違和感を覚えることなどがあるため、世界保健機関(WHO)が今年6月、磁界の規制を各国に勧告。保安院はこれを受け、専門家らによる作業部会「電力設備電磁界対策ワーキンググループ」を設置し、規制のあり方を話し合ってきた。規制値は、WHOが推奨する国際非電離放射線防護委員会の運用指針に従って定めた。

小児白血病の増加など電磁波の慢性的な影響の有無については結論が出ていないため、WHOが各国に対し、さらなる研究の促進や、産業界と市民がリスクについて協議する場の設置を求めている。保安院は、これについても今後、同作業部会で審議する。(読売)
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自分もかって、数年間隣接する学校の変電設備に、そこから夜間発する低周波音にさんざん悩まされた。夜学があり、校庭の夜間照明の点滅時間に、よく唸り音が就寝時間に被って伝わってくる。行政機関に連絡して職員も調査に来た。当時あるサラリーマン漫画家が相談員の、法律扶助協会の会合にて面談もした。最後は、学校に直談判に行き、防犯用に飼っている犬の遠吠えがうるさいと飼育教師とも面談した。校長が転勤で、こっちも他県に転出で、幕となった。
その時の体験で、新幹線の高架の附近住民の騒音公害、あれは超低周波音である、もわかった。要するに、人体には聴こえない音、なのだそうだ。
それが、不眠の音源となる。聴こえない、のだけれど、脳波に影響を及ぼす。