佐賀県武雄市の篠田整形外科で８日朝、入院中の同市山内町、板金業宮元洋さん（３４）が射殺された事件で、正面玄関の防犯ビデオに、男が出入りする様子が映っていたことが、県警武雄署の捜査本部の調べでわかった。
同整形外科には先月、暴力団関係者が入院していたことも判明した。県警は、宮元さんが人違いで殺されたとみて、殺人容疑で逃げた男の行方を追っている。
防犯ビデオの記録や調べなどによると、男は中年で、建物に入って出るまでわずか３分だった。
男は、宮元さんの病室とナースステーションの間の階段を使って、同ステーション前を通らずに病室へ行った。犯行後は同じ階段を駆け降り、玄関前の駐車場に止めていた車を自分で運転して逃走した。県警は、実行犯は単独とみている。
男は午前７時４０分ごろ、２階個室病室で宮元さんの前方から拳銃４発を発砲し、２発が両肩付近から上半身を貫通した。宮元さんは立った状態で撃たれたとみられる。発砲音に気づいた看護師が駆けつけた時には、意識がなかった。
残る２発は部屋の窓ガラスを突き破り、約４０メートル離れた「グリーンコープたけおセンター」の屋内と外壁付近の自転車に命中した。現場に薬きょうは落ちておらず、回転式拳銃とみられる。
遺体を司法解剖した結果、死因は動脈などの損傷による失血死。
宮元さんは母（６２）、妻（３５）、小学生の長男（１０）、二男（８）の５人暮らし。ラグビーでアキレスけんを切断して先月２日に入院。以後、病室を２度変わり、この病室には２３日に移っていた。今週中にも退院できる見込みだった。
男は身長１メートル６０〜７０。黒いニット帽、茶色いジャンパー、ベージュのズボン姿で、サングラスのような眼鏡をかけていた。車は白と水色のツートンカラーのクラウン。
正面玄関は午後９時に自動的に施錠、午前６時半に自動解除されていた。病室は２階に１９あり、すべて個室で、事件当時は当直の看護師ら職員２人で対応。病室の前には患者名を掲示していなかった。
現場近くの武雄小学校は、６年生の校外学習を中止した。下校時には児童を地区ごとに約２０班に分け、教職員が付き添った。９日朝も集団登校させる。（読売）
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
周りを快活にする、働き盛りの一家の大黒柱が、事件に巻き込まれて、それも人違いで、としたら、地域住民も隣人もパニックに陥るだろう。
劇映画だって、ハッピーエンドか否か、つくる人の勝手なら、
ブログだって、終わり近くなら、載せる人の勝手で、非業不条理の事件の数々をこれ以上、もう堪えられません、って終わり方もあっていい訳でしょう。
続ける動機も、もはや理由も見当たらなければ、即終結でいいんだよな。
