かいふう

近未来への展望や、如何に。

環境省、ディーゼル車の大気汚染防止法の排ガス規制値を改正。

kaihuuinternet2007-12-13

環境省は13日、ディーゼル車の排ガス中に含まれる粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)を、ガソリン車と同レベルにするよう、大気汚染防止法の排ガス規制値を改正した。

2009年から販売される新型車に適用され、PM規制は世界で最も厳しい内容となる。

重量のバス・トラック(車両総重量3・5トン超)の場合、エンジン出力1キロ・ワット時当たり、PMを0・01グラム以下、NOxを0・7グラム以下と、現在より6割以上減らす。乗用車や軽、中量のバス・トラックも同様の削減割合になる。

その結果、いずれの車両もPMは測定限界に近く、排出は実質上ゼロになる。重量のバス・トラックの場合、最も厳しい米国でのPM規制値は0・013グラムで、新規制はこれを上回る厳しさ。酸性雨光化学スモッグの原因物質とされるNOxも、米国の基準に近い値となる。(読売)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ある大都市の幹線道路の間にあった学園に生徒達が校庭で運動中に集団で倒れる、が紙面に載ったのは、今からもう40年も前のことだったろう。光化学スモッグという、当時聞き慣れないのが原因とされた。
ディーゼル車の排ガスの怖さは、横断歩道の信号待ちの至近距離でマスク無しで、あるいは幹線道路のカーブのある歩道から、その吐き出すガスの黒煙に、うんざりした。
PM規制は世界で最も厳しい内容、も当然。この狭い列島、南北に、また各大都市近辺の渋滞に、その総排気量は、想像するのも嫌になるほどのものだろう。
職場の現場が換気が悪かったり、粉塵など清掃がないと、呼吸器系統の病気に罹患し易くならざるを得ない。
最近目にした、POCD、という綴りは、肺気腫膠原病・喘息・アレルギー性疾患・神経性肺疾患などの総称らしい、とのこと。
大都市密集地の児童など、排ガス吸いながらのマラソンなど、注意してほしいな。