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福岡市3児死亡事故、福岡地検が訴因変更命令に応じる意向。

kaihuuinternet2007-12-21

昨年8月、福岡市東区で幼児3人が犠牲になった飲酒運転追突事故で、危険運転致死傷罪と道交法違反罪(ひき逃げ)に問われた元市職員今林大(ふとし)被告(23)について、福岡地検は21日、予備的訴因として業務上過失致死傷罪と道交法違反罪(酒気帯び運転)の追加を求めた福岡地裁の訴因変更命令に応じる意向を決め、文書で地裁に提出した。

訴因変更は、地裁が危険運転致死傷罪の適用が困難と判断したためとみられている。地検は命令に従い、年内に訴因変更請求書を地裁に提出する。訴因は来年1月8日に開かれる判決公判で正式に変更され、判決が下される。

福岡地検の吉浦正明次席検事は「命令を拒否すると、危険運転致死傷罪が無罪となる可能性がある。3人の命を奪った被告の刑事責任が問えなくなれば、社会正義に反することになり、やむを得ず応じた」と話している。(読売)