かいふう

近未来への展望や、如何に。

「今更日記」でつなごうか。

kaihuuinternet2008-05-30

管理人「松太夫」さんの、現代語訳の、「更級日記」を読んだ。竹芝寺までの段である。
思い入れが伝わって、学生時代に戻って、主人公の少女のロマンティストの年頃が可愛くて、「梅干爺」さんも、癒されて下総、しもうた。
某化粧品会社の、「コーセー」は{更生}だろうから、その口紅は買えんだろうから、それでも更生せねばならぬ爺さんは、更、に拘る。「更級日記」は、ノンフィクションだから、孫のような少女の長旅は、暖かく見守る、訓練にもなるのだろう。
やまとなでしこ、の原型探し、ってとこか。
竹芝寺の伝説、が面白い。中年女に語らせ、そのうえさらに僧に語らせているのが、まるで「羅生門」、シナリオにでもしてみたくなる。劇中劇で、TVドラマ仕立てにしたいくらいだ。若手俳優売り出し企画でもいいじゃないか。僧が語る、宮様と火焚き屋の衛士たちの珍道中だって。やはり宮様がからむと、絵にならぬか。純愛ものでも。
「今更『更級日記』」で誰か挑戦してみないか。
最近はやりの手法でいい。受験予備校の女講師が、劇中劇の中で、継母の役で顔出す、とか。夏休み特番とやらで、やらんかね。
要は、コメディ仕立てにならんかね。
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リンクして、ある歴史サイトで、応仁の乱あたりから、大阪冬の陣と同夏の陣、そして翌年初代徳川の死まで、追ってみた。
月刻みの年表だから、戦国時代の目まぐるしさは、並ではない。凄まじい限り、という形容しか無い。同族でさえも血が流れる。
「梅干爺」さんも腰抜かして、腰痛で寝込んで大逆、ナッツ、落花生の陣である。
公家と、武家と、そして豪商。さらに各宗門宗徒が入り乱れて、日本全国、東奔西走。兵糧なら、農地農民。飢饉のむしろ旗。都の大火等。そして、鉄砲伝来のポイントは要るだろう。戦略というか、弓刀の時代から、一変したのである。
それで、そんな凄惨な生活と時代、それはたとえば無数の無念の死。
それでも、どこかでつながってあるのだから、更に生きようと、「梅干爺」さんはおもうのである。