かいふう

近未来への展望や、如何に。

日米首脳会談、洞爺湖。

kaihuuinternet2008-07-06

福田首相は6日、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議、7日から)のために来日したブッシュ米大統領と、北海道洞爺湖町の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」で約1時間15分、会談した。

両首脳は北朝鮮問題について、核計画の申告を厳密に検証し、完全な核放棄を求める方針で一致した。拉致問題では、今後も緊密に連携することを確認した。一方、焦点の地球温暖化対策で、大統領は主要8か国(G8)だけで2050年までの長期目標について合意することには慎重姿勢を示した。

両首脳の会談は2回目。6月末の北朝鮮の核計画申告以来、北朝鮮情勢が大きく動く中、日米首脳が直接会って会談するのは初めてとなる。

首相は「北朝鮮の核と拉致の問題に、日米で緊密に連携していきたい。拉致と核は両方一緒に解決すべきものだ」と述べた。大統領はこれに対し、「米国は(拉致問題で)日本を見捨てることはない。置き去りにすることはない」と語った。また、北朝鮮が6月に行った、核計画の申告と寧辺の原子炉冷却塔の爆破処理を、「プラスのステップだ」と評価した。

北海道洞爺湖サミットで最大の課題となる気候変動(地球温暖化)問題について、大統領は「私は非常に現実主義者だ。もし中国やインドが私たちと同じような要求を共有しなければ問題の解決はできない」と述べ、G8だけで長期目標に合意することに否定的な考えを示した。首相は「引き続き協力していくことが共通の認識だ」と述べるにとどめた。

両首脳は、食料・原油価格の高騰についても、迅速な対応が必要だとする見解で一致した。アフリカ支援については、<1>定期的な予防接種によるポリオ根絶、殺虫剤処理をした蚊帳の普及によるマラリア死亡者数半減<2>コレラなど「顧みられない熱帯疾病」(NTD)対策として、今後5年間に医薬品を大量投与――などに協力して取り組むことで合意した。(読売)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夕刻からのNHK総合、視聴しました。
[拉致事件]に関しての、ブッシュ大統領のコメントの追加を聞きたかった。
『置き去りにしない』という文言が加わった訳です。『忘れない』だけでなく。
『デリケート』という語句もありました。太平洋を隔てて、と日本海との地政学的距離感の相違でしょうか。
それでも、横田早紀江さんの著作の英訳本を手にしての、記者会見ではありました。
福田首相も、オリンピック開会式出席を表明した。
会見では、内外参集の記者団から、NHK及び共同通信、ロイター及びワシントンポストがインタビューしました。
当方、「NHK子どもニュース」の下請け特派員ではありません。
掲載は、公式サイトより。

                                                                                                                • -

我が国前回の「九州・沖縄サミット」で、[拉致事件]が歴史的事件として公になろうはずは無く、その年のミレニアム、すなわち2000年当時は、インターネットもOSが現在の光ケーブルではない、銅線経由の遅いものでした。
その旧パソコンも、回収はメーカーごと、ユーザーが有料でのこと。
たとえば、ドクさんの起業組織に提供できんか、と考えたりもしますが。