朗報です。対コロナウイルス感染拡大防御。
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第1相臨床試験は米国およびベルギーにて実施される予定のほか、第2相臨床試験はオランダ、スペイン、ドイツにて実施する予定としている。また時期は未定ながら、日本での同ワクチンを用いた第1相臨床試験の実施も計画しているという。
同社では2021年中に10億回分以上のワクチンを世界中に供給することを目標に掲げているが、すでに米厚生省の生物医学先端研究開発局(BARDA)との4億5000万ドルを超す資金提供契約の一環として、米国への供給を優先して割り当てることで合意しているほか、日本政府など、米国以外の機関などともワクチン供給に関する協議を行っているとしている。(マイナビニュース)
厚生労働省は14日、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査で、陽性だった8人全員の血液から、感染を防ぐ力のある「中和抗体」を確認したと発表した。国内で、感染者からこの抗体が確認できたのは初めてという。厚労省は今後、この免疫機能が体内でどのぐらい持続するかを調べる。
今回の検査は6月初旬、東京、大阪、宮城の3都府県で計約8000人に実施した。米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を許可した海外2社の検査法で、いずれも抗体が確認された8人を陽性と判定した。
その後、国立感染症研究所で、詳しく調べたところ、8人全員の血液から、中和抗体が検出された。
一方、1社の検査法でのみ陽性だった30人の血液では、この抗体は確認できなかった。厚労省によると、抗体がないのに誤って陽性と判定された「偽陽性」か、感染を防ぐ効果のない抗体だった可能性があるという。今回の2つの検査を併用する方法を行えば、どの程度の人が今後感染しないかの予測などに役立つとしている。
水谷哲也・東京農工大教授(ウイルス学)は「抗体検査は種類によって結果にばらつきが出るとの指摘もある。今回、感染歴のある人を正確に判別できる方法が見つかった意義は大きい」と話している。(読売)
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[ロンドン 1日 ロイター] - 英オックスフォード大学のウイルス学教授のサラ・ギルバート氏は1日の議会公聴会で、新型コロナウイルスワクチンを開発する同氏のチームが後期(フェーズ3)臨床試験で適切な免疫反応を得たと語った。投与の準備がいつ整えられるかについては明確な言及を避けた。
ギルバート氏によると、治験対象人数を多数に広げ、年齢を19歳以上とする後期試験で、ボランティア8000人が、英製薬大手アストラゼネカにライセンスが供与されたワクチン「AZD1222」の治験に参加。後期試験はワクチンが感染予防と新型ウイルス感染症の症状にどう効果を持つかを評価する。
ワクチンの英政府専門チームを率いるケイト・ビンガム氏は、オックスフォード大のワクチン計画とは別に、来年初めまでに画期的な進展があることを希望すると発言した。
ギルバート氏は、オックスフォード大チームのワクチン開発がより早期に進むことを望むと述べたが、ワクチンの準備が整う時期のめどについては、治験の結果次第だと語るにとどめた。
新型コロナは今年末に向けて、北半球の冬の訪れとともに流行が再燃すると警戒されている。
オックスフォード大医学部のジョン・ベル欽定教授は、英国は冬季に新型コロナワクチンがまだない状態を避けるよう用意を進めるべきだと発言した。
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「宇宙船地球号」のコンセンサスで。国境越えで、掲載させていただきました。