かいふう

近未来への展望や、如何に。

ある日

小千谷姉妹」伝説の始まりか。

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小千谷、という地名は。かっての、新潟中越地震、そして新潟中越沖地震

その、どちらかの被災地。その地域に、地図上に、見た記憶がある。

そして、千葉県は、北西部。船橋市の北、競技場隣の交番前の空き地。そこに停車してあった観光バス、その車体にも、小千谷を見つけて。

何で、こんな所まで来たんか。団体用か、姉妹都市か。動くんか。地震の際、ここまで逃げて来て。そのまま置き忘れたんか。

手前の交番の警察官に、聞く訳もいかんし。

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それから。海老蔵さんと結婚された麻央さんが、乳がんで急逝されて。

出身地が、小千谷と知って。しかも、姉妹で、活躍されて。

妹さんが、二児の母親になって。ひとり手を引いて、乳児を背負って、買物か散歩で外の歩道を連れて歩く。その映像を視るにつけ。小柄な体で、大変な、重労働。子育てに直面してる。疲労は、取れてるのだろうか。気になった本人が負荷であった。

それから、しばらくして。訃報が流され。3人目の計画出産の中途か。

若いが故の、細胞分裂。がん増殖に、逆作用。あっ気なく、他界されて、テレビ報道から、姿を消された。

若い母親の死。美しい内の死。命懸けで生んだ、分身を。育てたい親ごころ。

若いスターの不運が死、なら、いざ知らず。

連続出産が消耗と、慣れぬ子育てをふたり抱えて。更に、三人目を伴侶から促されての、息付く暇なしの。多忙がドラマチック、それも業界の日常なれば。

メディアの取材にも、顔にも出さず。さぞ、窮屈で骨身に応える毎日であったろう。

専門医より、民間療法が旦那の意向ならば、と。従順に添うての、最悪の結末。

幼児より姉妹仲良く育った、先に逝ってしまった彼女。

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あの災難が小千谷での思い出もあって。喪失感は、梨園の旦那とは、感慨が異なっても。匹敵する総量が近いものがあったろう。

そのお姉さんが、最近荒れている。華やかで脚光浴びる業界故。一挙手一投足、ネタにされて、世間に知らしめられる。あらぬ誤解や、いわれのない誹謗にさらされる。

その疲労困憊のなせる業か。抗戦してる、って感じ。善戦とも、取られようか。

精神科医でなくとも、気になってきた。

わたしも、この宙ぶらりんの騒動が顛末というか。着地点が、気になる。

いっそ、小千谷姉妹」伝説の始まり、の幕開け。で観てしまった方が、周囲も楽なんでないか。

生前葬、もまかり通る業界なれば。それで、来る客の財布の紐、香典料を推察するような、ちょっと辛味の式でもないのだし。

遺族になって。同じ遺族でも妹が旦那の昨今が体たらく。大いに、口上だと聴いて、残された姉貴が、溜まった憤懣が数々。歌舞伎が舞台の、演目小千谷姉妹」で、口上聴いておくんなせえ。

姉貴がさみしい情念を。隈取なしで、大見得切りたいんだってばさ。

わたしも、彼女が独演を。何やら、楽しみたい気分で、ござんす。

摩耶さん、がんばり過ぎずとも。麻央演じて、いいよな。