「奇跡体験！アンビリバボー」という番組がある。今回は、［白血病］のそれ。日本における［骨髄バンク］設立の経緯と発端が、ひとりの女性患者とひとりの同病の少女の出会いから、とは知らなかった。事実は小説より奇なり、のドンデン返しの展開にハラハラし、編集が良くて、終わりまで釘付けでいた。医療って命を、それを預かる主治医の職責って。 少女が遺した「ふつうのお嫁さんになって、ふつうのお母さんになって、ふつうのお婆さんになって、ふつうに死ぬ」
何かに満たされた。これって何なんだろう。少女の名前を記憶したからと。ふつうじゃない自分が癒されたのを覚えたからか。彼らから貰ったものがわかったからか。
