かいふう

近未来への展望や、如何に。

TVの面目躍如.その5

kaihuuinternet2006-01-08

もう何年になるだろう。東京12チャンネル「日高義樹のワシントン・レポート」、恒例のキッシンジャー博士の{予想}である。デパートの福袋に開店前から並ぶのは億劫でも、この番組のそれは見逃したくはない。実にその有意義で外れることは考えたくない情報は、対談両者の権威と信頼に拠るところが大である。博士がユダヤ系であることと、聞き出す日高氏が米国某研究所の主席という要職に在ることの強みが、今年一年の行く先を案内してくれる。しっかり聞いた。対談終了時、博士の笑顔と握手が爽やかだ。世界外交に30年を超えて習熟して来た問答は、傾聴に値する。「アグリー」も「サポート」も聞いたぞ。
かってある回では、最新の核兵器搭載原子力潜水艦に同乗し、艦長とも会話し、食事中のクルーの若手に出身地などインタビュー、規律正しい乗員の受け答えを数多くこなしていた。また別の回は当該地司令官とも打ち解けたくつろいだ中に鋭い質問を矢継ぎ早に、国益に適う応答を引き出す、ベテランの語り口で引き込まれる。同盟国なんだなぁ、とつくづく感じ入る次第です。先日帰国講演会があった時は、どうしようかと考えた程です。