かいふう

近未来への展望や、如何に。

「なんでもベスト3」.その4

kaihuuinternet2006-01-15

先年、「サウンド・オブ・ミュージック」♪の[マリア]さんに会いに行った、が開演にて締め出し。その同じ会場で聴いたのが、さだまさしさんの公演である。「道化師のソネット」♪、「主人公」♪をあげる。ともに、おおいに励まされた。笑われてもいい、また始めればよい、そんな楽にしてくれるメッセージに、あるいはもっと自分を大切に。何よりも前者はモデルがいて、その主役をさださん本人が映画で演じた訳だから、説得力があった。後者は哲学だよね、それが持てるタレントをフル回転のパワー、どこにそんな前人未踏のライブ回数、そして感づいた映画「長江」製作による天文学的借金と、それ返済への驚異の陽気な長寿ラジオ番組。何時休んで居るんだろう、何時眠ってるんだろう。あまりに厖大なその全集の名曲の数々、嘆息するのみ。救われました。そして長年続けて来られた、稲佐山での多彩なゲストを迎えられての[平和]のコンサート。拍手。確かにあの夜景は見応えがありました。
某邦画で主人公の少女が外海の渚を駆けていくシーン、それに被る爽やかなメロディ。エンド・タイトルで探したのか、小椋佳さん。ここでは「夢芝居」♪、「愛燦燦」♪をあげる。堅い銀行員が粋な下町を、あるいは美空ひばりさんとスローなバラード? を。実力あると女王とも組めるんだとわかった。某TV局だったとおもう、某月の某アイドル歌手に提供のメロディ・ラインもお気に入りでした。店頭CDの中でそれを探したほどです。
シンガーソング・ライター、その3番手は、フォーク・クルセダーズ、そしてはしだのりひことシューベルツ。「風」♪、そして「花嫁」♪。少年が、兄貴トリオがギター片手にTV画面から訴えてくる、それを聴かない訳にはいかなかった。{そこには風が吹いているだけ♪}の歌詞は、母から聞かされた「子供は風の子」と、補完したから妙に納得した。受験英語でない[クルセダー]の響きも新鮮、その詞の言わんとすることをわかろうとした。詩才もない身には、「風」♪の歌詞は、旅先でも口ずさみやすいのである。グループに女性歌手が加わってのクライマックスの「花嫁」♪は{夜汽車に乗って嫁いで行くの♪}は、その汽車で北海道バイトの時思い出したっけか、大雪山のふもとの車中、やはり同行の若者と、途中乗り込んで来た算盤検定の女学生たち。そうそう、帰途、納沙布岬北方領土望遠鏡で見て、駅出発間際の車中、向かいに座った若者は東京の音大生でこっちに帰郷中で、某校歌を作曲した経歴を自分に伝えたっけ。開いた車窓の外、目の高さのダリア、橙色があざやかだった。駅前広場には関西の某校からのオートバイも1台停まってた。原野を走る列車から、今まさに別れの挨拶を交わすバイトの若者をその家人とともに緑の平野に見た。
皆元気だろうか。達者で歳を重ねたでしょう。