【ソウル=中村勇一郎】韓国・ソウル市西大門区の路上で20日午後7時20分(日本時間同)ごろ、31日投開票の統一地方選の遊説中だった最大野党ハンナラ党の朴槿恵(パク・クンヘ)代表(54)が男2人に襲われ、カッターで顔を切りつけられた。
朴代表は右ほおを約10センチ切られる重傷で、近くの病院で手術を受けたが、命に別条はないという。
2人は仁川市とソウル市の50歳代の男で、現場でハンナラ党員に取り押さえられた。警察当局は2人を傷害の現行犯で逮捕し、動機を追及しているが、酒に酔った状態で供述を拒否しているという。
警察当局によると、朴代表は同党の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長候補の応援集会に出席し、演壇に向かうところを男に切りつけられた。直後に別の男が朴代表に殴りかかったという。
ソウル市長選では、呉候補が世論調査で与党ウリ党候補に大差をつけて優勢に立っており、ハンナラ党は「あってはならない選挙テロだ」とコメントした。
朴代表は故朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の長女で2004年に同党代表に就任。来年12月の大統領選の有力候補の一人とされている。(2006年5月21日読売新聞)
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また暗雲です。かって日本での金大中氏拉致、そして本国での投獄、死刑判決の当時、デモに二度ほど参加したが、彼の{太陽政策}も、日本および韓国拉致被害者帰還に何ら効果が無い現状では、支援意向の位置からしてもはや、その当時の彼への距離とは遠くにあるのを否めない。
ここ数年、自分が然らば何処の国の拉致被害者のための集会とデモに幾度も参加して来たか、承知しているからである。