在日本大韓民国民団(韓国民団)の河丙オク(ハ・ビョンオク)団長らが22日、東京・港区の韓国民団中央本部で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との和解に関して記者会見を開いた。(オクは金ヘンに「玉」)
河団長は、北朝鮮による拉致問題解決に向け「いい方向にいくよう応援する」と述べ、協力する姿勢を示した。
また、「脱北者(北朝鮮からの脱出住民)支援の事業は継続する」と語り、現在は休止中の「脱北者支援民団センター」の事業を継続する意向を明らかにした。
韓国民団新潟県地方本部が「拉致問題が解決しないと和解は受け入れられない」と表明していることについて、鄭夢周(チョン・モンジュ)事務総長は「判断は最大限尊重する」と述べる一方、「ほかの地域と朝鮮総連が変われば新潟県地方本部も(考えが)変わっていくと思う」と語った。(2006年5月23日読売新聞)